掲載日:令和3年6月21日更新
基本合意の解消
新ごみ処理施設の整備事業は、平成27年2月3日に南魚沼市、魚沼市、湯沢町の二市一町で「新ごみ処理施設建設に関する基本合意書」を締結し、ごみ処理施設を統合して、共同による新たな広域ごみ処理施設の建設を目標に事業を進めてきました。
しかし改めて新ごみ処理施設の広域化について検討を行った結果、近年頻発する自然災害やごみ処理施設の故障などによるリスク分散、脱炭素社会の構築やSDGsの推進に向けた運搬距離の増加や運搬車両の集中による排ガスの増加を抑えること、遠距離となる住民・事業者のサービスの低下や負担を減らすという観点から、令和3年3月8日に令和2年度をもって「新ごみ処理施設建設に関わる基本合意書」を解消することに合意し、二市一町の各議会にて発表しました。
新しい整備方針
これまでの1施設整備から方針を改め、二市一町の圏域内に2施設(南魚沼市と湯沢町に1施設、魚沼市に1施設)をそれぞれ整備します。また、大和地域については、南魚沼市の新施設整備完成を機に、南魚沼の施設で処理を行います。
また、災害時や緊急停止時の協力やごみの減量化施策の推進、ごみ行政におけるバイオマス利活用の推進、その他廃棄物と環境に関する施策の推進について二市一町の圏域内で緊密に連携して行います。