掲載日:令和3年3月15日更新
計画の目的
平成28年12月、南魚沼市災害廃棄物処理計画は、「南魚沼市地域防災計画」の補完と、想定される災害などに対する事前の体制整備を中心として、市民、事業者、行政の連携に基づく災害廃棄物の円滑な処理を促進するために策定しました。
災害廃棄物等処理の基本方針
- 衛生的な処理の確保
被災者の一時避難、上下水道の断絶等の被害により発生する生活ごみやし尿については、生活衛生の確保を最重要事項として対応します。 - 迅速な対応
生活衛生の確保、地域復興の観点から、災害廃棄物の処理は迅速な処理を行います。 - 市民への対応
ごみ排出や分別ルールを分かりやすく広報し、市民の混乱を防ぐとともに、分別を徹底します。 - 計画的な処理
道路の寸断、一時的に大量に発生する災害廃棄物に対応するため、計画的かつ効率的な処理を行います。 - 環境に配慮した処理
災害廃棄物は、可能な限り環境に配慮し処理を行います。特に不法投棄および野焼きの防止には注意を払います。 - 安全作業の確保
災害時の処理業務は、廃棄物の量や質の変化、危険物や処理困難物の発生や混入等が考えられるため、作業の安全性の確保を図ります。 - 処理体制の強化
災害発生時には、県や近隣市町村、応援協定の締結先と調整し、相互協力体制を確保するとともに、情報交換に努めます。 - リサイクルの推進
災害廃棄物を実施計画や復興事業の進捗に合わせて分別・処理・再資源化を行うことで、極力地域の復興等に役立てるとともに、災害廃棄物の処理・処分量を軽減し、効率的な処理を行います。