掲載日:平成23年12月19日更新
清潔で住みよい街をつくる
私たちが毎日の生活で使った水や、し尿を「汚水」といいます。汚水は下水道管を流れ、下水処理場に集められて浄化されます。汚れた水が側溝に溜まらず、蚊やハエなどの害虫や、悪臭の発生を防ぐことができるので、街が清潔に保たれます。
トイレの水洗化と生活排水の処理
トイレが水洗になることで、家の中で嫌な臭いがすることがなくなり、快適な生活をおくることができるようになります。また、台所やお風呂の汚水も下水道に流せるので、家の外の悪臭も防ぐことができます。
浸水から街を守る
降った雨をすばやく排除することで、浸水から街を守ります。雨は「雨水」として、汚水とは別に排除されます。これは分流式下水道という方式で、雨水はそのまま河川へ、汚水は処理場で浄化してから河川へ放流されます。
きれいな水辺をつくる
汚水を浄化して川や海などに戻すことで、水質を保全して水環境をよみがえらせる働きをしています。下水道の整備とともに汚れた川がきれいになり、本来の生態系が復活します。