掲載日:平成23年2月20日更新
非常用品を準備しておきましょう
災害が起きてから必要な物を準備するのはなかなか難しいもの。普段からの準備がいざというとき役に立ちます。どんな物を備えておいたらいいかを考え、必要な物を用意して目のつきやすい所に置いておきましょう。
必要な防災用具
消火活動をする、まわりの人を助けるなどの可能性があります。そのときに、活動がスムーズに進むように準備をしておきましょう。
そろえよう:消火器、バケツ、応急救護用品、軍手、ロープ、のこぎり、バール、スコップ、毛布、防水シートなど、ふろの水もためておくと何かと役立ちます
ライフラインの停止に備えた備蓄品
水道、ガス、電気などのライフラインの停止は、わたしたちの生活に大きなダメージを与えます。
そろえよう:大型懐中電灯、ろうそく、簡易ガスコンロ、固形燃料、飲料水と食料(3日分程度)、ポリ容器、マッチ、ライター、ビニール袋など
避難時の持ち出し品
避難時は、両手を使えるようにしておくことが大事。平常時から、リュックなどの背負い式バッグに持ち出し品を入れておきましょう。
そろえよう:貴重品(現金・通帳・印鑑・権利証など)、飲料水(1日1人3リットル)3日分程度、食料(乾パン類など)、懐中電灯、予備電池、携帯ラジオ、マッチやライター・ろうそくなど、救急セット(包帯、三角巾、脱脂綿、消毒液など)、衣類(下着、セーターやジャンパー類)、防災ずきんかヘルメット、防じんメガネ、軍手、タオル、缶切り、ポリ袋、トイレットペーパー、雨具、ナイフ、ティッシュペーパー、歯磨きセット、靴(頑丈で熱に強いもの)
家族状況に応じた備蓄品
- 赤ちゃんがいる家庭:ミルク、ほ乳瓶、おむつ、おんぶひも、ミネラルウォーター、防寒着、帽子、衣類、バッグなど
- 高齢者や身体の不自由な方がいる家庭:常備薬、看護用品、おむつ、おんぶひもなど
救急箱の中身
救急箱は、家族の人がわかる場所においておきましょう。自分の家庭にどんな物が必要か考え、必要な物をそろえておきましょう。足りない物や古くて使えない物は、補充したり新しい物と交換しておきましょう。
- そろえておきたい薬品類:風邪薬、解熱剤、鎮痛剤、胃腸薬、創面消毒薬、目薬、かゆみ止め など
- そろえておきたい衛生用品:ばんそうこう、包帯、三角巾、滅菌ガーゼ、綿棒、脱脂綿、ピンセット、体温計、ナイフ、はさみ、安全ピン、消毒用せっけん など