掲載日:平成24年3月7日更新
3月7日(水曜日)、阿部拳斗選手が市長室を訪問
阿部拳斗選手は、南魚沼市長崎の出身です。中越高校卒業後、一旦は硬式野球をやめましたが、「夢」を求めて、平成22年11月に新潟アルビレックス・ベースボール・クラブのトライアウトを受け、平成22年12月に入団しました。
昨シーズンは15試合に登板し、2勝1敗の成績。前半はなかなか調子が上がらなかったのですが、後半は絶好調で9月はBCリーグの月間MVPを受賞しました。BCリーグのシーズン終了後は、コロンビアのウインターリーグに参加、そこでも調子が良かったようです。
入団した際にも訪問されましたが、本日は1年目の報告と今後の抱負を市長へ伝えるため、訪問してくださいました。
市長との歓談後、少し時間をいただき話を伺いました。
阿部選手に聞く
Q.1年目の昨シーズンを振り返って
A.「シーズンの最初は全然ダメだった。自分の投球ができず、自分で試合の流れを悪くしていた。自信もなくなっていた。途中から調子が上がり、後半の成績は満足している。シーズン後のコロンビアでも調子がよく、7勝2敗という成績を残すことができた。悪かった時期があったおかげで、成長できたと思っている。」
Q.調子が良くなったきっかけは
A.「悪いときは自分のフォームがよくわからなくなっていた。監督やコーチ、高津投手、正田投手などからアドバイスを受けて、それを意識してから良くなってきた。また、悪いときは自分のピッチングスタイルに迷いがあった。そこで、ストレートで追い込み、フォークで仕留めることが自分のスタイルだと信じて実践したことが結果につながった。」
Q.今シーズンの抱負は
A.「BCリーグの中で最多勝を取ることが一番の目標。やはり最多勝は一番良いピッチャーの証だと思うし、プロのスカウトも注目する。次に三振の数にもこだわりたい。三振を取れるということは決め球があるということ、ここもスカウトが注目する点。そして最終的には、シーズン終了後にNPB(日本プロ野球機構)から指名を受けたい、それも育成枠ではなく支配下選手として指名されたい。」
インタビューを終えて
1年3か月前の入団時に話を伺ったときは、自信もあるが不安もあると語ってくれた阿部選手でしたが、昨シーズンの好成績で自信溢れる様子に頼もしさを感じました。さらに、入団当時よりも体つき(特に下半身)が一回り大きくなったように感じ聞いてみると、「実はスーツがパンパンなんです」とさわやかな笑顔で答えてくれました。今年の活躍を期待しますよ。そして今年の終わりにはNPBから指名を受け、また市役所に報告に来てください。