掲載日:平成26年2月21日更新
フリースタイルスキー3年目での快挙
2月7日(金曜日)に開幕したソチオリンピック。20日(木曜日)23時30分から行われたフリースタイルスキー女子ハーフパイプ予選1本目で、小野塚選手は83.8点という高得点で23人中、4位につけ、2本目は余裕を持ち、高いエアでパイプの状態を確かめるように滑りました。21日(金曜日)2時30分から12人で行われた決勝では、1本目に79.0点で3位の位置。2本目は、快心の滑りで最後まで際立った高さのある滑りで、83.2点とスコアを上げて、銅メダルを獲得しました。パイプのボトム(底部)付近が柔らかく、苦しむ選手が多い中、持ち前の正確なエッチングから生まれるスピードを生かした高いエアと、技の最後で決めたスイッチ(後ろ向き)540が、スタイルもあり、とても印象的だったと思います。スイッチ540は、後ろ向きから飛び出し、後ろ向きで着地する難易度の高い技で、この技を繰り出す女子選手はあまりいません。
競技終了後のフラワーセレモニーでの小野塚選手の笑顔がとても素敵で、改めて感動を覚えました。小野塚選手、本当におめでとうございます!
決勝2本目のルーティン
エアターン→アーリーウープ→540→540→720→スイッチ540
パイプでは、エアターンも180(半回転)したことになります
小野塚選手はオリンピックでスキーハーフパイプが正式種目に決まった時に、アルペンスキー競技から転向し、3シーズン目で、今回の快挙となりました。