掲載日:平成26年2月17日更新
南魚沼市市制施行10周年記念イベント
2月15日(土曜日)、ふれあい広場を主会場に第30回しおざわ雪譜まつりが開催されました。このまつりは、鈴木牧之の著書「北越雪譜」に集大成された豪雪地「塩沢」の伝統〔織物産業、雪の生活、文化〕を振り返り、発展させようと、鈴木牧之をしのび、その功績をたたえるために、雪の中で行われる幻想的なまつりです。陽が落ちて、500本ものロウソクに火が灯されると、白い雪の世界を淡いオレンジの光が包みこみ、幻想的な景色を作りだしました。
上越新幹線や関越自動車道が止まる悪天候の中、歌舞伎公演の開演時間が大幅に遅れるなどの影響はありましたが、福餅まき、雪のステージイベントなどが行われ、訪れた人は、幻想の世界とイベントをそれぞれに楽しんでいました。グルメテント村では、お酒やスイーツなど、おいしいものがいっぱいでした。
多くの人が願いを書いた護摩木(ごまき)を火にくべる百八灯大護摩(だいごま)は、しんしんと雪が降る中、神秘的な力強い炎が来場者の心を奪っていました。