掲載日:平成26年12月3日更新
器楽部門ピアノ1部(小学生3年以下)で2位を受賞
12月3日(水曜日)、11月15日(土曜日)に東京都文京区のトッパンホールで開催された第64回ヘレン・ケラー記念音楽コンクールの器楽部門ピアノ1部で2位を受賞した石田乃彩(のあ)さんが、市役所を訪れ、市長報告を行いました。ヘレン・ケラー記念音楽コンクールは、レベルが非常に高い大会として知られています。審査も厳しく、その年の大会によっては、審査員が1位や2位を選ばず、3位からの受賞ということもあります。
石田さんは、浦佐小学校の3年生で、目に障がいがありますが、学校生活のほとんどを普通学級で友達と学んでいます。
石田さんは、「大会でピアノを弾き始めるまで、とても緊張していた。まさか2位になれるとは思っていなかった。普段に練習時間が思ったように取れないのが悩みですが、将来、ピアノの先生になれるようにこれからも努力を続けていきたい」と、受賞報告をしました。
井口市長は、「障がいに負けずに頑張っている子どもたちがいることは、南魚沼市にとって大きな誇りです。大変な状況があっても努力を重ねていることを皆が見習うべきで、努力すれば結果がついてくることを周知することが、石田さんの快挙に応えるものと思っています。市としてもできる限りの応援をしたいと思います」と述べました。
石田さんには、文化・スポーツ奨励棚村基金の奨励金が贈呈されました。