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南魚沼市
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ホーム市長の部屋市長日記「無罣礙(むーけーげー)」令和4年度「むーけーげー(無罣礙)」 令和4年4月1日

「むーけーげー(無罣礙)」 令和4年4月1日

掲載日:令和4年4月1日更新

何かが始まる春に

春が来ました。学校や職場には新しい人たちが、雪の下からは一斉に芽吹く草花の新しい息吹が。幾つになってもこの季節は、新しい教科書を開く時のように心が躍ります。この施設もそうありたい。

4月1日、南魚沼市「事業創発拠点」がJR六日町駅構内にオープンしました。当市出身で、株式会社アルプス技研の創業者 最高顧問 松井利夫様からの高額なご寄付を活用させていただき、国地方創生推進交付金も使って市が新設しました。「起業家が生まれなければ地域の発展はない」という氏の思いに共鳴して開始した「南魚沼市チャレンジ支援事業」では、すでに選考された若者たちが起業し、動き出しています。今後は、その伴走支援、さまざまなセミナーや就業イベントなどの場として。また、移住定住を希望検討する人のテレワーク(場所や時間にとらわれない働き方)や、ワーケーション(四季折々の自然体験やスポーツを楽しみつつ滞在して仕事もする)の場としても提供します。氏からは、「自然に恵まれた故郷は可能性に満ちている。リゾートオフィス・田園都市構想をめざしてみては?」とのご提案も。まさにそのベースキャンプが立ち上がったという思いです。

この場所を核として、さまざまな事業に挑んでまいります。まずは市民のみなさんに、ぜひご覧いただきたい。行政施設らしからぬ空間に驚くかもしれません。

器はできましたが、そこに魂を吹き込むのは人。多くの企業や故郷を思う未来志向のみなさんに利用していただきたい。例えば、すばらしい講師陣の話を聞いたり、会議やセミナーの後にドリンク片手に更なる議論に盛り上がったりと、時間を忘れるような場所になってほしい。立地は学生・生徒なども利用する駅構内。「大人たちが何か始めた!」そんな空気を彼らが感じ取り、一歩足を踏み出す。そんな息吹の拠点になれば。

みなさんからこの施設の愛称を募集します。みんなで考えて、南魚沼の思いを表す名前に。ご応募をお待ちしています。

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