掲載日:令和元年7月29日更新
楽しみながら伝統を学ぶ一日
7月26日(金曜日)、牧之記念館を主会場にのびのび越後上布体験講座を開催し、市内の小学生12人が参加しました。
講座では、6月に越後上布技術保存協会の人と栃窪小学校の児童が植えた苧麻(ちょま)の刈り取り、苧麻から越後上布の糸のもととなる繊維を取り出す苧引(おび)き作業、ハンカチの藍染め(草木染め)や段ボールの織り機を使ったコースター織り体験を行いました。
参加者たちは、越後上布技術保存協会の人たちの説明を真剣に聞きながら、作業に取り組んでいました。ハンカチの藍染めやコースター織りでの作品制作では、どんな模様にしようかと試行錯誤しながら、思いおもいに作品を制作していました。
子どもたちは体験を通して、「苧引き作業が少し難しかった」、「藍染めはきれいな模様ができてよかった」、「コースターを織るのが楽しかった」などの感想を語りました。