コンテンツの本文へ移動する
南魚沼市
ふりがなをつける 読み上げる
文字サイズ
閉じる
小さく 標準 大きく
背景色
ホーム市長の部屋市長日記「無罣礙(むーけーげー)」令和4年度「むーけーげー(無罣礙)」 令和4年9月1日

「むーけーげー(無罣礙)」 令和4年9月1日

掲載日:令和4年9月1日更新

全国サミットの夢

和歌山県みなべ町への初の公式訪問となった7月初旬は、梅の収穫が終盤を迎えていて、生産量日本一を誇る梅干しの漬け込みで町中が梅の香りに包まれていました。
紀伊山地が太平洋に滑り込む急峻な斜面に、連綿と続く梅の木々。転作奨励により田も梅に置き換わり、まさに見渡す限りの梅園の中にある町でした。

この「紀州南高梅」発祥の町と、コシヒカリの里の小学校の交流が縁となり、平成28年には当市と「日本の食文化推進連携協定」を結んでいます。
両市町の首都圏での販売促進イベントには両市町の児童も参加し、毎年みなべ町からは見事な梅干しが届き、当方からは米をお送りして、両市町の学校給食で振る舞われるなど、温かい交流が続いています。

このたびの訪問は、これまでの御礼と表敬という目的のほかに、私は将来に向け、新たな道を探りたい、ざっくばらんにみなべ町のみなさんと話し合いたいという思いが強かったのです。
南魚沼市は、ふるさと納税で昨年度ついに県内1位(全国1,788自治体中、22位)となり、米部門では間違いなく全国トップに。当市が全国最高ブランドの梅の町と何ができるだろうか。

「日の丸弁当、おにぎりの中核はまずはできあがる。サミット開催はどうだろうか。基本の塩、その産地は?海苔も要る。鮭に昆布、具材は全国区だ。G7の開催は確実。筋子やイクラ、かつお節やしょう油も。おこわとなれば栗、ほかには?G20の開催も視野に入るかも。それぞれが全国一の大産地といえども、おそらく抱えているであろう後継者問題。この交流に各地の青年農業者が集い、互いに刺激を受けながらも発信に協働し合う。子どもたちの交流もこれまでにない視野で。そんな光景を生み出せないか」

積年の思いに大風呂敷を広げる私でしたが、みなべ町のみなさんとの意見交換は、時間を忘れてしまうほどに。トップの誇りをかけて!

カテゴリー