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ホーム市長の部屋市長日記「無罣礙(むーけーげー)」平成30年度「むーけーげー(無罣礙)」 平成30年12月1日

「むーけーげー(無罣礙)」 平成30年12月1日

掲載日:平成30年11月30日更新

火の用心

先日届けられた小冊子に当市の女性の活躍が大きく取り上げられていました。

日本消防協会の『日本消防』10月号に、当市の女性消防隊員の寄稿による「雪国の思いやりと私たちの消防団活動」というタイトルで、その活動を生き生きと紹介していました。

南魚沼市消防団女性消防隊(愛称: 女組(めぐみ))は平成26年に発足、現在28人。毎月の防火広報や巡回パトロール、保育園での寸劇などによる防災指導、消防職員や地区の民生委員のみなさんと協力した高齢者の住宅訪問など、多彩な貢献をしていただいています。

隊員には通訳や英語指導者、外国人の定住者などもおり、その人材力を生かした国際大学の学生に英語での救急、応急手当の普及活動、自らのアイデアで外国人観光客などが多い当地での病気やけがなどの救急対応ができるようにと消防職員への英会話講習も実施。本旨である規律訓練や消防ポンプ操法訓練も活発で、来年横浜で開催される全国大会に県代表としての出場も決まり、今は毎週一回の訓練も。

創設以来、当然ながら期待し注目もしていましたが、改めてその活躍をうれしく思いました。よい流れだなあ、と。

先日は秋の全国火災予防運動にあわせ、園児たちも参加してくれた防火パレードが行われました。市の消防団員は女性隊員も含め、現在2,270人。それぞれが仕事を持ちながら地域の安寧(あんねい)、安全のために頑張ってくださっています。心から感謝申し上げたい。

女性隊員の寄稿、結びの言葉が実によかった。

「新潟は逆さに読むと『た・が・い・に』です」「一晩で1mも雪が積もる豪雪地帯、雪国での生活は互いへの思いやりが必要です」「雪国の女の強さと優しさで地域の防火・防災力の向上に貢献していきたい」(抜粋)

女の子も負けていない。防火標語の応募作品で最優秀賞「消したかな?不安になったらまず確認」は大崎小学校6年生の藤島寧々(ねね)さん。

長い冬の到来、火気を使用する季節となりました。特にご注意を「た・が・い・に」火の用心!

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