掲載日:令和5年10月17日更新
改正道路交通法が令和4年4月27日に公布され、すべての自転車利用者にヘルメット着用が努力義務化されることとなりました。
自転車乗車用ヘルメット着用率
新潟県警が令和5年5月22日から31日まで朝の通勤・通学時間帯(7時30分から8時30分までの1時間)に県内30か所で、自転車利用者のヘルメット着用調査を行ったところ、着用率は9.5パーセントでした。通学中の中学生のヘルメット着用率が高かった一方、大人や高齢者の着用率は低いとの結果でした。
- 自転車利用者全体に占める着用率 9.5パーセント(前年度比:+3.2パーセント)
- 自転車利用者総数 3,771人(前年度比:+676人)
- ヘルメット着用者数 357人(前年度比:163人)
新潟県内自転車事故の発生状況
令和4年8月 | 令和5年8月 | 増減数 | |
発生件数 | 225件 | 221件 | 4件減 |
死者数 | 7人 | 4人 | 3人減 |
負傷者数 | 216人 | 212人 | 4人減 |
発生件数・死者数・負傷者数ともに減少していますが、
死者数は70代4人となり、全体の100パーセントを占めています。
自転車乗車用ヘルメットを着用しましょう
ヘルメットは頭部を保護する大変効果的なものです。
自転車乗車中の死者の致命傷部位は、頭部損傷が約6割を占めます。
ヘルメットを着用していない場合は、着用した場合と比較して致死率が約2.2倍にはね上がります。