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ホーム市長の部屋市長日記「無罣礙(むーけーげー)」令和2年度「新年のあいさつ」 令和3年1月1日

「新年のあいさつ」 令和3年1月1日

掲載日:令和3年1月1日更新

持続可能なまちづくりにむけて

あけましておめでとうございます。
市民のみなさまへ謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年11月に再任いただき、市長として2期目の重責を担わせていただくこととなりました。「若者が返ってこられる、住み続けられる南魚沼に」をめざして着実に歩みを進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルスの関連では、市内経済が大きな打撃を受けました。国の給付金などの経済対策のほか、市民生活や観光を守るため総額13億円にのぼる市独自の経済支援策を実施し、対応してきたところであります。
成人式についても、感染症対策のため苦渋の決断で延期としましたが、今年は必ず開催します。新成人のみなさまは楽しみにしていただきたいと思います。
いまだ新型コロナウイルス感染症の収束は見通せない状況でありますが、市民のみなさんの生命・財産を守るとともに、経済の再生に向け取り組んでまいります。

昨年を振り返りますと、4月には、統合上田小学校が開校しました。地域における新たな小学校として輝かしい歴史が刻まれることと期待しています。
8月5日には、東京都江戸川区との友好都市盟約と災害協定の締結をオンラインで行いました。江戸川区とは、「塩沢江戸川荘」が開設されたことを縁に30年以上にわたる交流の中で、市では国内7か所目となる友好都市となりました。
9月には人材を育成し、雇用の場を創出する事業のために、株式会社アルプス技研 創業者 最高顧問の松井利夫様(当市出身)からのご寄附3億円を原資とする松井人材育成基金を設置いたしました。この基金を活用し、先進的な事業にチャレンジする起業家や事業者などの人材の支援を行ってまいります。
また10月1日から医師確保・医療体制構築の一環として、南魚沼市民病院を活動拠点とした自治医科大学の寄附講座が開設され、市民病院に特命教授と特命助教のお二人(常勤医としても勤務)を迎えることができました。
今後も進む高齢化社会を踏まえ、医療・介護・福祉などが連携した持続可能なまちづくりのため、この事業を主に担う副市長を昨年の12月議会において選任いたしました。全庁にわたる横断的な組織として医療対策推進本部を立ち上げ、実効性のある検討を進めてまいります。

市長就任後、「雪」を利活用する取り組みを進めてまいりました。雪の冷気を「冷熱源」と考え、暮らしに活かせる資源と捉えることで利用価値が変わってきます。二酸化炭素を排出しないエネルギー源として活用し、環境省の進める脱炭素社会の先進地となる取り組みを進めてまいります。

ふるさと納税では、多くのみなさまから応援いただき、昨年に比べて2・1倍(令和2年11月末現在)の寄附額となっております。
今後も「南魚沼ブランド」の魅力を全国に発信してまいります。これからも南魚沼市が抱える多くの課題に真摯(しんし) に向き合い、トップセールスマンとして自ら先頭に立ち、次代へ向けた取り組みを進めてまいります。
市民のみなさまの一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

おわりに、みなさまのご健康とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭のあいさつといたします。

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