掲載日:令和3年11月1日更新
南魚沼、農業の将来
ショートムービー「農/KNOW T HE FUTURE」をご覧になりましたか?
最新鋭のコンバイン20台が広大な田んぼで稲を刈り取りながら疾走する、衝撃的だった初回作から今秋作で3作目に。
南魚沼産コシヒカリの販売促進に加え、農業のすばらしさを宣伝しようと、市とJAみなみ魚沼青年部が始めたプロモーション企画でした。
特筆すべきは、市内の若手農業者が自ら企画し、演出・出演していること。撮影から編集、デザイン、果ては音楽まで市内を活動拠点とする若手クリエーター陣が担当しています。
まさに「オール南魚沼」でつくられたもので、この地の次代を担う彼らの新鮮な感覚と発想が毎作、躍るようなのです。
第1作の宣伝用チラシは、映画ポスターを思わせるもので、第8回ふるさとパンフレット大賞で「特別賞」を受賞。続く昨年の第2作は、1作目の「躍動感あふれるかっこよさ」から転じて、「誇り」をテーマに。農業を引き継いでゆく覚悟を感じさせる内容で、第1回新潟ふるさとCM大賞で「グランプリ」を受賞。
毎回、「なんとイケメンぞろいなのか!」と好評の声が私にも届きます。
私がこの3年間、何よりうれしく思うのは、これを見た子どもたちが、「農業はかっこいい!」と言いはじめていることです。
販売促進に向けた宣伝や移住定住のきっかけづくりなどへの貢献もさることながら、何よりの成果をあげてくれていることを、若者たちに感謝したい。
勢いづく彼らは、今秋作の発表を前に、すでに昨年から予告編を作成。
期待感でワクワクする仕上がりに、「やるなあ。次は合戦か!」と発表を心待ちに。
発表当日まで市長にも秘匿された第3作は、何と「溝切り」がテーマに!まだご覧になっていない人の楽しみを奪ってしまうのでここで止めておきますが、あとは市ウェブサイトのトップページから、ぜひご視聴を。
イケメンではなかったものの、元青年農業者だった私にも陣ぶれがあれば、馳せ参じましたのに!
南魚沼の将来は明るいぞ。