掲載日:令和2年1月1日更新
次代へのリレー
あけましておめでとうございます。市民のみなさまへ謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平成28年11月28日に市長に就任し、南魚沼市を「若者が帰ってこられる、住み続けられるふるさとにしたい」という強い思いを持ってスタートした市長としての任期も、残り11か月ほどとなりました。これまで市政の運営に取り組むことができたのも、みなさまのご支援とご協力によるものと心より感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、9月22日（日曜日）に魚沼市と共同でJR浦佐駅に観光案内所を開設いたしました。
開設後1か月間で4,400人を超える来場があり、多くのみなさまからご利用いただいております。
開設日に合わせて開催された、新潟日報社主催による「米と酒 魚沼の陣」では、魚沼エリアの魅力的な食文化を紹介し、約8,000人が来場する大盛況となりました。
11月9日（土曜日）と16日（土曜日）には、今年統合して「上田小学校」となる、第一上田小学校と第二上田小学校の閉校記念式典をそれぞれ開催いたしました。
両校が長きにわたって地域の教育に果たしてきた役割を振り返り、その功績を記憶にとどめる記念事業となったところであります。
また、ご好評いただいているふるさと納税における返礼品の取り組みでは、引き続き多くのみなさまから多額のご寄付をいただいております。
今後も、南魚沼産コシヒカリをはじめとした「南魚沼ブランド」を全国へ発信し、市の魅力を届けてまいります。
さて、今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
3月26日（木曜日）に福島県楢葉(ならは) 町・広野町を出発する聖火リレーは、全国を巡り、6月5日（金曜日）に新潟県に引き継がれます。この6月5日（金曜日）の最後には当市を聖火ランナーが走り、さらに最終ランナーを迎えてセレブレーション（祭典）が行われます。
会場となる「八色の森公園〔浦佐〕」では、盛大なステージプログラムが予定されています。
7月24日（金曜日・祝日）のオリンピック開会を目前にして、世界最大の祭典を市民や大勢のみなさまと共に祝う、素晴らしい機会になることと大きな期待をしているところであります。
市長に就任し、3年が経過いたしました。
これまでふるさと納税における返礼品の取り組み、子育て支援センター 子育ての駅「ほのぼの」の整備、六日町市街地における地下水規制の緩和や雪の利活用の取り組みなど、さまざまな施策を進めてまいりました。
しかし、新ごみ処理施設の建設、医師確保の問題など、大きな課題が山積しております。これらの課題に真摯(しんし) に向き合いながら、自ら先頭に立って次代へ向けた取り組みを進めてまいりますので、市民のみなさまから、より一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
おわりに、みなさまのご健康とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭のあいさつといたします。