コンテンツの本文へ移動する
南魚沼市
ふりがなをつける 読み上げる
文字サイズ
閉じる
小さく 標準 大きく
背景色
ホーム市長の部屋市長日記「無罣礙(むーけーげー)」令和4年度「新年のあいさつ」 令和5年1月1日

「新年のあいさつ」 令和5年1月1日

掲載日:令和5年1月1日更新

未来へつなぐ、結び場を

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年を振り返りますと、「ふるさと納税寄附金」が45億円を超え、県内で初めて1位となりました。この金額は、全国1,788団体の中で22位であり、当市に対して多くの方々から温かい応援をいただいたものと、心から感謝申し上げるところであります。
これもひとえに返礼品を提供いただいている事業者のみなさんが、品質向上と信頼確保に日々ご努力いただいているたまものであり、重ねて感謝申し上げます。
県内1位となったことで、県内はもとより全国からの注目度の高まりを肌で感じており、引き続き当市を応援していただけるように、より一層尽力してまいります。

令和4年4月にはJR六日町駅構内に事業創発拠点「MUSUBI−BA」がオープンいたしました。
「MUSUBI−BA」は公募により決定した名称で、つなぐという意味の枕ことば「結び葉」に由来し、親の葉と子の葉が重なり合っている様子から、先輩起業家と新たな起業家が意見を交えながら事業を切磋琢磨していくことを願ったものです。
当市出身で株式会社アルプス技研 創業者 最高顧問の松井利夫様からいただいた寄附金を原資として設置されたもので、コワーキング、テレワーク、企業のサテライトオフィスや地域のイベントスペースとしても活用できる、人材育成や企業者支援の拠点となる施設です。
今、その場所でさまざまな催しや活動が始まっていることを喜んでいます。

一方で、令和2年から続く新型コロナウイルス感染症による影響の長期化に加え、ロシアのウクライナ侵攻や急激な為替変動に起因する原油価格や物価の高騰は、私たちの生活はもとより、市内経済にも大きな打撃を与えています。
市としましては、原油価格・物価高騰対策として、プレミアム付商品券・旅行券の発行、子育て世代への給付金や農業事業者への緊急支援事業などを実施し、支援を行ってまいりました。
また、コロナ禍により延期や中止を余儀なくされたイベントに対し、支援を行うことで再開を後押ししてきました。
引き続き市民のみなさんの安全・安心を確保するべく経済対策にも取り組んでまいります。

また、人生100年時代を支える医療のまちづくりの一環として、移動販売事業を令和4年7月から上田地区19か所で、10月からは栃窪・岩之下地区を加えて実施しています。
これは買い物の利便性の向上と、出かけるきっかけを作ることで交流機会を創出し、介護予防を図ることを目的としています。
近くにお店がなかったり、公共交通機関が利用しづらい地域でも、安心して生活することができるよう取り組みを進めてまいります。

令和4年6月には、私たちの生活に欠かすことのできない「新ごみ処理施設」の建設予定地が決定いたしました。
関係行政区のみなさんから苦渋の決断をいただき、現在の処理施設の西側の区画を建設予定地とすることができたものであります。
今後は、専門家を交えた中で、より良い施設となるように協議・検討を進めてまいります。

「若者が帰ってこられる 住み続けられる 南魚沼」を実現するためには、まだまださまざまな課題が山積しております、これらに真摯に向き合いながら、本年も取り組みを進めてまいります。
市民のみなさまより、一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、幸多き年となることを祈念いたしまして、年頭のあいさつといたします。

カテゴリー