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ホーム市長の部屋市長日記「無罣礙(むーけーげー)」令和3年度「新年のあいさつ」 令和4年1月1日

「新年のあいさつ」 令和4年1月1日

掲載日:令和4年1月1日更新

輝く「ふるさと」に

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

一昨年の暖冬少雪に続く新型コロナウイルス感染症との戦いがまだ続いています。私たちの生活はもとより、市内経済も大きな打撃を受けました。
市は、プレミアム付商品券の発行など、10弾に及ぶ経済対策を実施し、国の施策と協調しながら、市内経済の下支えに取り組んでまいりました。まさに格闘というべきものでした。
新型コロナワクチンの接種は、市民の対象者9割に実施し、ようやく感染の落ち着きが見えてきたところですが、まだ予断を許さない状況は続いています。
3回目の接種を進め、市民生活の安心、経済活動の再生に向け、引き続き取り組んでまいります。

開催を待ちわびていました「令和2年度成人式」を、昨年11月に挙行することができました。1年半の延期を経て、ようやくの開催となりましたが、新成人の晴れやかな笑顔を見ることができ、安堵したところです。

このような社会状況の中ではありますが、ふるさと納税は依然として好調であり、前年を上回る勢いで伸張しております。返礼品の多くは南魚沼産コシヒカリで、全国のみなさんから選んでいただき、大変うれしく思っております。
「農/ KNOW THE FUTURE」と題したプロモーション活動を行っていますが、販売促進のみならず、農業のすばらしさや従事する人々のカッコ良さを知っていただくものとなっています。作成したパンフレットは「第2回地域プロモーション大賞 特別賞」を、動画は「第1回新潟ふるさとCM大賞 グランプリ」を受賞し、評価をいただきました。農業分野における若者の活躍ぶりは、大変うれしく、また頼もしく思っております。

また、当市出身で株式会社アルプス技研 創業者 最高顧問の松井利夫様からいただいた寄附金を原資として「人材育成およびリゾートオフィス・田園都市構想松井基金」を創設しました。
この基金を活用した事業では、令和3年度は採択者5人の起業や新規事業化の支援を行い、松井様のアドバイスを受けながら、それぞれが熱心に取り組んでいます。このほか、現在、新たに六日町駅に「事業創発拠点」となる施設の整備・改修工事を行っており、今春の利用開始に向けた準備を進めておりますのでご期待いただきたいと思います。

国道17号の六日町バイパスおよび浦佐バイパスが、昨年一部供用開始となり、救急救命の命綱となる交通網が強化されました。いずれも早期の全線開通をめざし、国・県と協力して事業を進めてまいります。

観光関係では、南魚沼市観光協会とともに「観光地域づくり法人(DMO)」の登録をめざしています。観光事業のみならず、南魚沼全体の「稼ぐ力」を引き出す、まさに地域づくりそのものといえる事業に取り組むべく、注力してまいります。

持続可能な福祉・医療体制をめざし進めている「医療のまちづくり」プロジェクトや、新ごみ処理施設の建設など、課題は山積していますが、これらに真摯に向き合いながら、本年も取り組みを進めてまいります。

市民のみなさまより、一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、幸多き年となることを祈念いたしまして、年頭のあいさつといたします。

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