南魚沼市内登山道の状況
掲載日:令和2年11月9日更新
「自粛」要請解除後の登山・スポーツクライミング活動ガイドライン
感染させない、感染しないために
- 近距離(100キロ圏内程度)でできるだけ都道府県を跨がない日帰り登山から始めましょう。
- 体調不良(平熱を超える発熱、悪寒、倦怠感、息苦しさ、咳など)での登山は止めましょう。入山後にコロナ感染発症すると命に関わり、救助隊、収容先地元医療機関に多大の迷惑を及ぼします。
- 登山は、少人数で行いましょう。(パーティーは、当面5人以内で。)
- 自粛期間中、季節や地震による山容の変化、登山道の荒廃など思わぬ危険が潜んでいます。十分な登山ルートの下調べと地図、コンパスの持参、登山届けは必ず提出し、家族にも残しましょう。
- 登山中でもマスクを着用しましょう。マスク着用時は、熱中症と脱水には十分留意し、こまめに水分摂取を心がけましょう。
- 登山、クライミングジムでのソーシャルディスタンスを守りましょう。 一般的には2メートル前後ですが、登山中の場合は、さらに距離が必要と言われています。また、クライミングジムでは建屋構造、利用人数などで制限がありますので、ジムの指針に従って行動してください。 咥えロープ、滑り止めなどもジムの方針に従ってください。
- 登山山域内での買い物や、下山後の呑み会なども地元住民への感染防止の観点から控えてください。食材、飲料、緊急食などは出発前に揃えておきましょう。
- 自粛中に衰えた筋力、体幹を鍛えましょう。
今回の世界的新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により、社会構造、経済が大きく変化し、それに対応する新しい生活様式の確立が必要になりました。登山もスポーツクライミングも新しい視点からの活動指針が必要です。
《山岳四団体》
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会
日本勤労者山岳連盟
公益社団法人日本山岳会
公益社団法人日本山岳ガイド協会
令和2年11月9日現在の状況
登山は、たとえ優れた経験や技術を有していても、遭難事故が起こることがあります。入山してからも経験などを過信せず、状況の変化に柔軟に対応し、天候や条件が急変した際には、冷静に判断し行動する事が重要です。
計画段階から無事に帰宅するまで、自己責任で行わなければなりません。入山前は、十分な装備、準備をし、必ず登山届を警察署などに提出してください。例年、滑落や転落による救助事案が多発していますので、十分注意してください。なお、救助された人には、多額の救助費用が請求される場合があります。
注意
- 豪雪地帯の山々は高山が多く、命の危険に直結することもあります。
- 避難小屋には寝袋・毛布などの備品はありません。各自で用意してください。
以下の各山の情報は、スノーシーズンのものです。
さらに情報が必要な場合は、直接市役所商工観光課までお問い合わせください。
八海山
- 大崎口から2合目付近に霊泉小屋、4合目付近に遥拝堂、6合目に女人堂、9合目付近に避難小屋がある。いずれにも毛布などの備品なし。雪囲い済。正面玄関が露出していれば雪囲いを外せば入れる。9合目避難小屋は2階部分からも入れる。戸板を必ず元に戻してください。
- 9合目付近の千本檜小屋は営業終了。
- 八海山ロープウェーは11月8日に秋季営業を終了。12月25日からの冬季営業に向けて準備のため休業。
巻機山
今シーズンは、市内の山でも特に混み合う巻機山においてコロナ対策ルールを設けます。
【今シーズンは日帰り登山を!】
巻機山避難小屋での、三密を避けるためにも日帰り登山で入山ください。
避難小屋には毛布などの備品なし。雪囲い済。正面玄関が露出していれば雪囲いを外せば入れる。戸板を必ず元に戻してください。積雪があれば2階部分からも入れる。
金城山
- 避難小屋(無人)の雪囲いは通年撤去しません。雪がなければ戸板を外して使用可能。毛布や寝袋などの備品なし。
- 使用後は戸板を必ず元に戻してください。
中ノ岳
- 避難小屋は冬囲い済み。毛布などの備品なし。積雪が低い場合には戸板を外せば利用できますが、戸板を必ず元に戻してください。
丹後山
- 避難小屋は冬囲い済み。毛布などの備品なし。積雪が低い場合には戸板を外せば利用できますが、戸板を必ず元に戻してください。
越後駒ケ岳
- 登山口最寄り駐車場のある越後三山森林公園への道路が冬季閉鎖。
裏巻機
- 11月15日をもって、登山口への道路が冬季閉鎖。