特別展『雪の恩返しー越後上布・米・鈴木牧之と北越雪譜ー』

鈴木牧之は、北越雪譜を鶴の話「鶴恩に報ゆ」でしめくくり、千年の平安を願って筆をおきました。助けられた鶴が、実り豊かな稲穂で恩を返したというものです。上布、米そして北越雪譜も雪の恵みから生まれたものです。雪の恩返しと題し、展示や体験事業を行います。

越後上布雪ざらし

越後上布

越後上布

越後上布はさらりとした着心地の夏着物で通気性に富み、最高級の麻織物として知られています。

越後上布の技は雪国「南魚沼」の風土と麻糸の特質が合わさったことで生まれ、地域の重要な技術として連綿と千百年にわたって現在まで受け継がれています。

今年度、ユネスコ無形文化遺産登録から10年を迎えることを記念し、越後上布の技と歴史を紹介します。

鈴木牧之

鈴木牧之と北越雪譜

鈴木牧之は、越後の雪深い生活を伝えるために、40年の歳月を費やし、1837年(天保8年)に山東京山の協力を得て『北越雪譜』を世に出しました。

北越雪譜は江戸でベストセラーとなり、「雪」といえば引用に使われる本となっています。出版や文芸活動のためさまざまな人物と交友のあった牧之、その反面、縮の仲買い、質屋と家業に精を出し、地域の飢饉救済にも尽力した鈴木牧之の多様な顔を紹介します。

稲架がけ

極上南魚沼産コシヒカリを生んだ雪と人

南魚沼産コシヒカリは、雪と先人の努力によって生まれました。冬に振った雪は、春になると水田を潤し、山に現れる雪形は農事暦でした。

雪の恵みを受け、先人たちの技術の向上と農具の改良の歴史を紹介します。

特別展の概要

開催場所

鈴木牧之記念館

期日

令和元年9月14日(土曜日)から12月2日(月曜日)まで

特別展:10時から16時30分まで

開催期間中は休館日なし

入館料

大人500円

小・中・高校生250円

関連行事(実演体験)の概要

開催日:10月12日(土曜日)から14日(月曜日・祝日)の3日間

時間:10時から15時まで

参加方法:申し込み不要。直接会場におこしください。

越後上布の技術実演

会場:鈴木牧之記念館

越後上布の重要無形文化財の指定要件となっている代表的な技術「苧績み」「絣くびり」「いざり機」の実演を行います。越後上布の繊細な技術をぜひ間近でご覧ください。

米づくりの農具体験

コメ収穫後に使用する民具(トウミ・足踏み脱穀機など)を使って、収穫したばかりの南魚沼産コシヒカリの脱穀をご体験ください。

空き缶と紙パックでコシヒカリの炊飯体験

もし災害で電気もガスも止まってしまったら・・・

身近にある空き缶(釜と炉)と紙パック(燃料)で、お米を炊くことができます。実費100円(米代金)で、自分で炊いたおいしいご飯を食べよう。

ゆうさり開館

10月18日(金曜日)、25日(金曜日)および11月1日(金曜日)の3日間は、鈴木牧之記念館は19時まで延長開館します。

鈴木牧之記念館ホームページ

問合せ
教育委員会 社会教育課 文化振興係

〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町865番地
電話:025-773-3756
ファックス:025-772-8161

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