『小千谷縮・越後上布』重要無形文化財指定60周年記念事業

掲載日:平成27年10月27日更新

重要無形文化財指定60周年

「小千谷縮・越後上布」は日本古来から伝わる麻織物の優れた技術として、昭和30年(1955)5月12日に国指定重要無形文化財となりました。

そこから月日は流れ、今年、60周年となりました。

60周年を記念して、南魚沼市と東京都内で記念展の開催と、この60年間指定された技術の保存・伝承のために尽力いただいた人を保存協会から表彰を行いました。

平成27年6月10~23日 東京催事「小千谷縮・越後上布 伝承の技展」

平成27年6月10~23日、東京・日本橋のデパートで呉服サロンにて、「小千谷縮・越後上布 伝承の技展」を開催しました。

新潟県魚沼地方で伝承されてきた技を、地元の方だけでなく、広く普及し、ほかの地域の方にも知っていただくために企画したもので、小千谷縮・越後上布の作品の展示だけでなく、「手績み(糸づくり)」や「手くびり(絣づくり)」、「いざり機織り」、「しぼとり(湯もみ)」などの技の実演も行いました。

初めて越後上布・小千谷縮を目にする人も多く来場され、その美しい布に見とれていました。また、技の実演でも、技術の難しさや手際の良さなどに関心を寄せていました。

越後上布の展示

いざり機織りの実演

平成27年9月4・5日 地元催事 越後上布「伝承の技展」

平成27年9月4、5日、南魚沼市図書館多目的室で、「伝承の技展」と題し、越後上布の展示・実演が行われました。
この展示会では、重要無形文化財の「技」でつくられた越後上布3点のほか、帯や、越後上布の技術を応用して織られた反物などの作品が展示されました。

また、重要無形文化財に指定されている重要な工程の「苧績み(糸づくり)」・「手くびり(絣づくり)」・「いざり機織り(織布)」の3つの技の実演・体験も行われました。

市内だけでなく、市外からもたくさんの来場があり、展示や実演を真剣にご覧になり、越後上布を作る技術の難しさを体験されていました。

「苧績み(糸づくり)」の実演・体験

苧績みの実演・体験

苧績みの技術を体験する見学者

 「手くびり(絣づくり)」の実演・体験

手くびり(絣づくり)の実演・体験

手くびりの技術の説明を受ける見学者

「いざり機織り(織布)」の実演・体験

いざり機織りの実演

いざり機織りを体験する見学者

越後上布の展示

越後上布の展示

平成27年10月19日 功労者表彰式(越後上布部門)

平成27年10月19日、塩沢織物会館で、越後上布の製作技術の伝承に功績があった人の表彰を行いました。

越後上布・小千谷縮布技術保存協会 会長の小河正義氏から、功労者の11人に表彰状が贈られました。

受章された人は、越後上布を製作する各工程の技術を長年にわたって磨き上げ、また後継者の育成にも尽力されてきました。このような人たちによって、越後上布の技は受け継がれ、重要無形文化財指定から60周年を迎えられたといっても過言ではありません。

功労者11名

  • 苧績み:佐藤サクさん(魚沼市板木)、笛木テルさん(栃窪)
  • 絣作り:小河信久さん(小栗山)、原田正秋さん(上町1丁目)
  • 染色:佐藤三夫さん(飯綱町)
  • 織り:荒川セツ子さん(吉山)、高野ヨシエさん(思川)、村山美智子さん(樺野沢)、河野初美さん(吉里)、金子愛子さん(四分区)
  • 仕上げ:古藤政雄さん(西泉田)

功労者の集合写真

表彰の様子

連絡先

越後上布・小千谷縮布技術保存協会

  • 〒949-6435新潟県南魚沼市目来田107-1
  • 電話番号 025-782-1127
  • ファックス番号 025-782-1128
問合せ
教育委員会 社会教育課 文化振興係

〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町865番地
電話:025-773-3756
ファックス:025-772-8161

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