毎月19日は食育の日
令和2年12月1日更新
毎月19日は「食育の日」です
食事は動物や植物の命をいただき、自分の命の糧とします。
食育は子どもだけではなく、全世代に必要とされるものです。みなさんも一緒に食育について考えてみませんか?
食育に関するチラシを作成し、食育推進協力店で掲載をしていただいています。市報では食育の風として情報提供をしています。
骨粗しょう症予防~あなたの骨は大丈夫ですか~(令和2年10月から12月のテーマ)
骨粗しょう症は、骨密度が低下し、骨がもろくなり折れやすくなる状態をいいます。
市の要介護・要支援認定の原因疾患は、約4分の1を筋・骨格系疾患が占めています(第7期南魚沼市高齢者福祉計画・介護保険事業計画より)。また、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査より、転倒することへ不安を感じている人は約半数にのぼります。
骨密度が低下した状態で転倒してしまうと、骨折や介護・寝たきりになる危険が高まるため、若いうちからの骨粗しょう症予防が大切です。
予防対策(食事)
カルシウムが豊富な乳製品や大豆製品、青菜や小魚類などを積極的に摂取しましょう。カルシウムの吸収を助けるビタミンK(納豆、ほうれん草などに豊富)やビタミンD(鮭、干し椎茸などに豊富)もバランスよく摂りましょう。
予防対策(運動)
運動不足で筋力が低下すると、転倒しやすくなります。「新しい生活様式」を踏まえつつ、自分にできる運動を無理せず行いましょう。
骨密度測定
自分の骨の状態を知っておくことも大切です。市では41、46、51、56歳の女性を対象に検診を行っています。検診は事前の申し込みが必要で、対象者は令和3年1月に行う調査でお申し込みください。
南魚沼市おすすめ野菜(令和2年7月から9月テーマ)
南魚沼では、この地の気候風土に合った野菜がたくさん作られています。特に旬の野菜は味が濃く、栄養がたっぷり入っています。地域の直売所やスーパーの地元農産物コーナーに並ぶ、新鮮な旬の野菜を手に取ってみてはいかがでしょうか。今回は、今が旬の野菜を使ったレシピ「金糸瓜のごま和え」を紹介します。
材料(4~6人分)
- きゅうり:1本
- 金糸瓜:300グラム
- 人参:25グラム
- 白すりごま:大さじ4
- 砂糖:大さじ1
- 塩:小さじ2分の1弱
- 酢:小さじ1
作り方
- 金糸瓜はざく切りにし、はしが通るまでゆでて水にさらしほぐす。きゅうりは小口切りにし、塩もみ(分量以外の塩)をしておく。
- 人参は千切りにしてさっとゆでる。
- 野菜をよく絞って、調味料で混ぜる。
お手伝いをしてみよう!
お家にいる時間が長い今、お子さんと一緒にご飯を作ってみませんか?
このメニューでは、こんな所でお手伝いができます。
- すり鉢があればごますりに挑戦!
- ゆでた金糸瓜をほぐしてみよう(やけどに注意!よく冷ましてから)
南魚沼市減塩キーワード「さかどやま」(令和2年4月から6月テーマ)
「日本人の食事摂取基準2020」で、1日の食塩摂取の目標量は今までより0.5グラム下がり、男性は7.5グラム未満、女性は6.5グラム未満となりました。しかし、南魚沼市民の食塩摂取量は11グラムを上回るというデータがあります。
日頃の食生活で減塩が習慣となるように、身近な坂戸山にかけた減塩キーワード「さかどやま」をお役立てください。
さ:酸味(酢、レモン汁など)で味付け。
か:カップ麺、インスタントラーメンのスープは残す。
ど:どうしても、かけなければいけないか考えよう。かけ醤油は味を見てから。
や:薬味や香りのいい食材を利用。
ま:毎日続けよう。減塩は継続が大切!
南魚沼市減塩キーワード「さかどやま」(PDF:469.1KB)
食中毒予防の3原則(令和元年7月から9月テーマ)
食中毒は7~9月が最も発生する季節です。食中毒を予防するには気をつけるべき3原則があります。
つけない
細菌は目で見ることができません。手洗いはもちろん、食器、まな板、包丁など調理器具の洗浄は丁寧にしましょう。
増やさない
食中毒菌は食べ物に付着していても少量であれば食中毒にはなりません。夏場は室温に放置せず、冷蔵庫などで保存しましょう。
やっつける
食品は、加熱が最も効果的な殺菌方法です。食品の中心部まで十分に加熱しましょう。調理器具は熱湯や塩素系洗剤で消毒しましょう。
災害時の食の備え(令和元年10月から12月テーマ)
災害は、普段の生活を一変させる場合があります。そのような時でも「食べる」ことは確保しなければなりません。備蓄食は3日~1週間程度が好ましいとされています。
災害はいつ起こるかわかりません。いざという時のために日頃からの備えが肝心です。
まずは3日分の食料を用意
- 飲み水:1人1日2リットルが目安です。
- 主食:米、パックご飯、インスタント麺など。
- おかず:肉、魚、大豆の缶詰、カレーなどのレトルトパック、野菜ジュースなど。
日ごろ利用している食品
食べ慣れた食品ならストレスなく食べられます。レトルト食品や缶詰、インスタント食品など常温保存可能な、消費期限の長いもので食べなれたものを、災害時に備えて用意しましょう。
カセットコンロ、ガス、鍋
この3つがあるとご飯が炊けたり、温かい汁物ができます。また、腎臓病や糖尿病、アレルギー、高齢者や乳幼児など、配慮が必要な場合、パック(ポリ袋)クッキングという調理方法で個々に対応することができます。
塩分のとり過ぎに注意しましょう(令和2年1月から3月テーマ)
平成30年度の住民健診で実施した減塩アンケートでは、塩分をとり過ぎてしまう食行動のうち、多くの人が当てはまる項目は次の3つでした。
漬物を1日に2種類以上食べる
食卓に並ぶ漬物の種類が多いほど、塩分をたくさんとってしまう可能性があります。
食事を満腹になるまで食べる
食事量が多い人は、塩分も多くとってしまいます。ゆっくり食べることで、食べ過ぎを防ぐことができます。
めん類の汁を3分の1以上飲む
めん類の塩分は、1食分で約4から6グラムです。そのうち約7割がスープに含まれています。
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