(趣旨)

第1条　この告示は、不育症治療を受ける夫婦の経済的及び精神的負担の軽減を図るため、当該夫婦が受ける不育症治療に要する費用の一部を予算の範囲内において助成することについて、必要な事項を定めるものとする。

(助成の対象者)

第2条　この告示に基づく助成(以下「不育症医療費助成」という。)の対象となる者は、次の各号の全てに該当する夫婦(婚姻の届出を行ったものに限る。以下同じ。)とする。

(対象となる医療費)

第3条　不育症医療費助成の対象となる医療費は、医療機関において治療期間内に行われた保険適用外の検査費及び治療費とする。ただし、次の費用は助成の対象から除外するものとする。

(助成額)

第4条　不育症医療費助成の額は、1回の治療期間につき10万円を上限とする。

(助成の申請)

第5条　不育症医療費助成を受けようとする者は、1回の治療期間ごとに、当該治療期間が終了した日の翌日を含む月末から6月以内に、南魚沼市不育症医療費助成事業申請書(様式第1号)に不育症医療費受診等証明書(様式第2号)を添付して、市長に提出しなければならない。

(助成の決定)

第6条　市長は、前条の申請書を受理したときは、これを審査し、適当と認めたときは、金額を決定し、不育症医療費助成事業交付決定通知書(様式第3号)により申請者に通知するものとする。

(その他)

第7条　この告示に定めるもののほか、不育症医療費助成事業の実施に関し必要な事項は、市長が別に定める。