国際科では何をするの?
国際科のねらい
国際科のねらいは、「外国人との英語によるコミュニケーションを通して相手の思いを受け止めたり、自国の文化や伝統の良さに気づいたりできる、『心豊かでたくましい児童生徒の育成』をすること」です。
具体的には、生活科および総合的な学習の時間の授業時数を削減し、その時間を国際科という新たな教科に充てます。国際科の授業では、次の2本柱で系統的な指導を行います。
- 国際理解…世界各国の伝統・文化を学んだり、日本の文化等を外国人などに伝えたりする活動を行います。
- 英語教育…「聞く」「話す」を中心とする基本的な英語表現を体験する活動を行います。
授業時数はどうなるの?
1、2年生は、生活科を10時間削減します。3、4年生は、総合的な学習の時間を25時間削減します。5、6年生は、新学習指導要領で新設される「外国語活動」の35時間を充てます。
| 区分 | 国語 | 社会 | 算数 | 理科 | 生活 | 音楽 | 図画工作 | 家庭 | 体育 | 道徳 | 国際科 | 特別活動 | 総合的な学習の時間 | 総授業時間数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1学年 | 306時間 | - | 136時間 | - | 92時間(-10時間) | 68時間 | 68時間 | - | 102時間 | 34時間 | 10時間 | 34時間 | - | 850時間 |
| 第2学年 | 315時間 | - | 175時間 | - | 95時間(-10時間) | 70時間 | 70時間 | - | 105時間 | 35時間 | 10時間 | 35時間 | - | 910時間 |
| 第3学年 | 245時間 | 70時間 | 175時間 | 90時間 | - | 60時間 | 60時間 | - | 105時間 | 35時間 | 25時間 | 35時間 | 45時間(-25時間) | 945時間 |
| 第4学年 | 245時間 | 90時間 | 175時間 | 105時間 | - | 60時間 | 60時間 | - | 105時間 | 35時間 | 25時間 | 35時間 | 45時間(-25時間) | 980時間 |
| 第5学年 | 175時間 | 100時間 | 175時間 | 105時間 | - | 50時間 | 50時間 | 60時間 | 90時間 | 35時間 | 35時間 | 35時間 | 70時間 | 980時間 |
| 第6学年 | 175時間 | 105時間 | 175時間 | 105時間 | 50時間 | 50時間 | 55時間 | 90時間 | 35時間 | 35時間 | 35時間 | 70時間 | 980時間 |
国際科の授業の内訳は?
各学年とも国際科の総時数の内、5時間を国際理解に、残りを英語教育に充てます。
| 学年 | 国際科総時数 | 内 国際理解 | 内 英語教育 |
|---|---|---|---|
| 1・2年生 | 10時間 | 5時間 | 5時間 |
| 3・4年生 | 25時間 | 5時間 | 20時間 |
| 5・6年生 | 35時間 | 5時間 | 30時間 |
指導者はどうなるの?
- 国際理解…大学の留学生や人材バンク登録者が小学校を訪問し、指導します。
- 英語教育…学級担任とALT(※)がチームを組んで指導します。これにより、充実した英語教育になることが期待できます。
※ALTとは…外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)のことです。
教科書はどうなるの?
授業では、教科書は使いません。学級担任やALTが、市の作成したレッスンプランを中心に文部科学省が5・6年生向けに配付する「英語ノート」などを活用しながら作成する教材を使って授業を進めます。
評価はどうなるの?
数値的な評定は出しません。児童の感想や意見、活動の様子などをもとに、「積極的に人と関わろうとする」などの『ねらい』にどの程度迫ることができたかを把握し、評価します。
なお、国際科の授業を通して、結果的に英語力が徐々に身に付くことは予想されますが、英語力の育成を目指しているわけではないので、これについての評価はしません。
生活科と総合的な学習の時間はどうなるの?
各学校において、国際科の授業を除いた時数で新たな計画を作成して実施します。





