越後上布

掲載日:平成28年7月1日更新

越後上布とは

通気性に富んでいて、さらりとした感触が心地いい、夏物としては最上級の麻織物です。原料には「苧麻(ちょま)」を用い、その製造方法は昭和30年に国の重要無形文化財に指定され、平成21年にはユネスコ無形文化遺産代表リストにも登録されました。

(写真)越後上布を雪に晒す様子

ユネスコ無形文化遺産「小千谷縮・越後上布」

越後上布の雪さらし

越後上布・小千谷縮布技術保存協会

越後上布と小千谷縮の発祥は時期及び地域が同じで、江戸時代は「越後縮」と呼ばれており、近年になり塩沢・六日町地域で織られた平上布を「越後上布」、小千谷地域で織られた縮布を「小千谷縮」と分けられていますが、国の重要無形文化財の指定は発祥が同じであるため「小千谷縮・越後上布」としてともに指定されています。

この技術を保存するために2つの地域の協会が1つになり設立されたのが「越後上布・小千谷縮布技術保存協会」で本部事務局は塩沢織物工業協同組合内にあります。

  • 塩沢
    所在地 〒949-6435新潟県南魚沼市目来田107-1
    電話番号 025-782-1127
    ファックス番号 025-782-1128
  • 小千谷
    所在地 〒947-0028新潟県小千谷市城内1丁目8‐25
    電話番号 0258-83-2329
    ファックス番号 0258-83-2328

伝承者養成事業

越後上布・小千谷縮布技術保存協会は指定された技術を後世に残すために、「苧績み」「いざり機」「絣づくり」の3部門の伝承者を養成しています。

越後上布伝承者養成講習会

栃窪苧麻畑

越後上布・小千谷縮布技術保存協会は、越後上布の原料となる苧麻について知るために「試験畑」として栃窪に80坪ほどの畑をもうけ、管理しています。

毎年、保存協会は地元栃窪小学校の児童たちに手伝ってもらいながら、6月の焼畑及びネット張り、10月のネット外しの作業を行っています。

栃窪集落の苧麻畑

苧麻とは

(写真)チョマ

苧麻(ちょま)は、越後上布の原料になっている植物の名前です。麻の一種、イラクサ科の多年草で「からむし」とも呼ばれています。
苧麻の皮をはいで取り出したせんいを「青苧(あおそ)」と言い、青苧から績んだ糸からつくられた布はさらさらとして汗をすいとり、乾きも早いので夏用の着物にとても適しています。

織物が盛んだった時代は、全国どこでも苧麻の畑を見ることができましたが、現在苧麻を売り物として栽培しているところは全国に2か所しかありません。
なかでも、越後上布の原料となる苧麻を栽培しているのは、福島県昭和村ただ1か所だけです。

各種事業等

のびのび越後上布体験講座

毎年8月上旬に市内の小学3~6年生を対象に、苧刈り、苧引き草木染、高機織りなどを体験する講座を行っています。

平成28年8月5日(金曜日)に実施します。

申込み・詳細はこちらまで。

のびのび越後上布体験講座 参加者募集(準備中)

苧引き体験の様子

機織り体験の様子

越後上布体験講座

毎年3月上旬に製造工程の説明や体験、雪晒しを体験する講座を行っています。

現在募集はしていません。(1月募集予定)

(写真)いざり機織体験の様子

雪さらし体験講座

毎年3月上旬の越後上布体験講座に合わせて、市内小学生を対象に雪さらしを体験する講座を行っています。

現在募集はしていません。(1月募集予定)

(写真)雪さらし体験をしている様子

リンク

小千谷縮・越後上布技術保存同人会のウェブサイト

福島県昭和村のウェブサイト

南魚沼市の国指定文化財

問合せ
教育委員会 社会教育課 文化振興係

〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町865番地
電話:025-773-3756
ファックス:025-772-8161

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