「むーけーげー(無罣礙)」 平成29年7月1日

掲載日:平成29年6月30日更新

対岸の火事にあらず

大げさではなく、戦せん慄りつを覚えた出来事でした。市長就任の直後に起きた、12月の糸魚川駅北大火。「私がそこの市長であれば、どんな指揮をとるのか」そんな思いでニュースを見守っていました。南魚沼市消防本部も広域応援協定に基き、直ちに出動し懸命に活動しました。結果は、市内120棟を全焼する大惨事となりました。対岸の火事とはとても思えない。わが市も家屋などの密集地があり、同様な気象条件下にあります。発災から半年、未だに防災服で県庁や中央官庁を飛び回る糸魚川市長に、私はあの中越震災当時の長島村長(現衆議院議員)の姿を重ねていました。自分であったなら?わが市の防災体制は本当に大丈夫だろうか?あってはならないその時、私自身の覚悟と準備は。

市の防災訓練を7月2日(日曜日)に行います。年初め、消防長と防災担当に私の方針を伝えました。「これまで以上の訓練内容としたい。特に、火災想定は家屋が密集する市街地で夜間に発災。季節風が吹き荒れている。消火・避難活動が始まっているが飛火を確認。別働による二次消火活動を余儀なくされた。これらを想定してもらいたい」と。糸魚川の現場で大きく評価されたのが、コンクリートミキサー車による水利援助でした。これを手本として、当市も先月、魚沼地区生コンクリート協同組合と災害協定を締結しました。水利の乏しい地域、同様に林野火災や自然水利が不足する冬季などに、力強い応援体制が実現します。早速、大和地域の赤石小学校を主会場とする今回の訓練に参加いただき、ミキサー車の給水による連携訓練を初めて行います。

地震、雪害、風・水害‥。今や「災害は忘れぬうちにやってくる」そのことを覚悟しなければならない。あの平成23年豪雨災害で経験した発災直後の行政の一時麻痺状態。行政だけでは守り切れません。まずは自らを守る、地域で支えあう、その気構えを全市民にお持ちいただきたい。どうかよろしくお願いいたします。

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