掲載日:令和3年12月13日更新
事業の概要
浦佐地区の国道17号現道区間は、魚野川と線路(JR上越線)に挟まれているため、冬期間には除雪障害が発生します。国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所では、この問題を解消するとともに、平成27年に開院した「新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院」へのアクセス向上を目的に「国道17号 浦佐バイパス」の整備を進めています。
- 路線名:国道17号
- 起点・終点:南魚沼市市野江甲から魚沼市虫野まで
- 延長:6.6キロメートル
- 幅員:18.0メートル(2車線)
- 事業化年度:昭和63年度
- 工事着手:平成9年度
整備効果
浦佐バイパスの整備により、以下の効果が期待されます。
- 魚沼基幹病院へのアクセスが向上し、救急患者の救命率の向上が期待されます。
- 堆雪路肩幅確保により、除雪障害が解消される見込みです。
- 魚野川の洪水による冠水及び濃霧による交通阻害の回避が期待されます。
現在の事業内容
事業状況
南魚沼市市野江甲(国道17号線)から浦佐(主要地方道塩沢大和線)までの事業を進めています。
供用区間
令和3年12月11日に、魚沼市道宮田線(魚沼市大浦)から国道17号線(魚沼市虫野)までの約1.0キロメートルが開通しました。
現在、南魚沼市浦佐(主要地方道塩沢大和線)から国道17号線(魚沼市虫野)までの約5.0キロメートルが供用されています。
浦佐バイパス平面略図
開通式の様子
平成24年、平成26年、令和3年に行われた開通式の様子です。