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ホーム市政情報広報・広聴市の話題令和4年度ふるさと里山再生整備事業の市内最初の起工式が行われました

ふるさと里山再生整備事業の市内最初の起工式が行われました

掲載日:令和4年6月7日更新

市内最初の里山整備事業

起工式の様子.jpeg

起工式で挨拶をする市長.JPG起工式で挨拶をする森林組合代表理事組合長.JPG伐採のために印がつけられた木々.JPG

6月5日(日曜日)、大桑原の諏訪神社でふるさと里山再生整備事業における市内で最初の起工式が行われました。

谷地行政区では、今年度新たに始まった市のふるさと里山再生整備事業補助金制度を活用し、環境対策、鳥獣対策などのために、森林整備事業を行います。6月6日から下草刈りを開始し、11月末までの工期で4.7ヘクタールの木々約2,000本を伐採し、整備を実施する予定です。

起工式には、南魚沼森林組合 代表理事組合長 関正太郎さんと現場で作業などを行う森林組合の職員、林市長、市議会議員のほか多くの行政区民などが参加しました。

林市長は、「森林の荒廃や有害鳥獣の出没などの問題は、里山に手が入らないことが原因ではないかと思ってきました。この度、事業を実施したところ、すぐに手が上がりとてもありがたく思っています。森林整備のサイクルが生まれ、将来に向かって続いてくことを期待します。無事に工事が進みますようお願いします」と話しました。

南魚沼森林組合 代表理事組合長 関さんは、「模範となるような事業にするため、意思の疎通を行い、安全に注意を払いながら頑張って行きたいと思っています」と話しました。

ふるさと里山再生整備事業とは

里山が持つ水源のかん養や土砂流出などによる災害の防止など、公益的機能の向上や森林資源の再生・保全のため、集落周辺の荒廃した里山整備に対して必要となる経費の上限90パーセントを補助するものです。これにより、南魚沼市の水と緑の豊かな里山林の再生と、自然動物と程よい距離感を保ちながら共生することをめざします。

また、この事業を活用した森林整備が進むことにより、地域住民に対して森づくりへの理解と協力を得るための意識啓発や、集中的な除間伐などの実施により緩衝地帯が生まれることでの鳥獣被害の拡大防止、さらには次世代林業の再生基盤づくりと中核的担い手となる人材の育成につながることも期待されます。

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