掲載日:令和7年6月27日更新
カジュアルな学びの場に参加してみませんか
6月21日(土曜日)、MUSUBI-BA(南魚沼市事業創発拠点)において、国際大学と南魚沼市の共催事業「IUJむすびばカレッジ」を開催しました。
IUJむすびばカレッジは、国際大学の教員や生徒が専門分野の中から時事を取り上げ、対話を通じて国際大学をより知っていただくための交流の場です。
26回目となる今回は、国際大学国際社会起業家プログラムに在籍中の石原 由佳氏を講師に迎え、『わたしのJICA青年海外協力隊体験記~デザイン隊員の目から見たフィリピン・マレーシア・ラオス~』をテーマに講演をいただきました。
JICA青年海外協力隊員としてフィリピンに赴任していた石原氏から、協力隊員を目指した理由や、赴任中の仕事、赴任中に他国の協力隊員を訪ねた経験などについてお話しいただきました。美術大学を卒業後、企業でプロダクトデザインの仕事をしていた石原氏が、不平等や環境問題の解決を志して青年海外協力隊員となり、フィリピンの大学で立ち上がったばかりのデザイン学部で効果的に講義を行うために、現地の教員と協力しながら奮闘された話や、マレーシアで障がいを持つ子ども達の支援を行っている協力隊員を訪問し、絵を描くことで支援活動に協力したお話などがありました。
当日は30度を超える気候となりましたが、幅広い年代から40人以上が参加し、石原氏の話に興味深く耳を傾けていました。
「IUJむすびばカレッジ」は毎月第3土曜日にMUSUBI-BAにて開催しています。市内の身近な大学である国際大学のことや教えている内容、教職員や生徒のことなどを知る機会として、ぜひ気軽にご参加ください。