掲載日:令和3年12月22日
「給油中の数分間 その場を離れず 注ぎ口を見守って!」
毎年、暖房器具の使用が始まるこの時期から、灯油の流出が多発します。
灯油が流出すると、火災の危険があるほか、土壌汚染や水質汚濁など、環境へ大きな影響を及ぼします。
次の点に注意しましょう
- 給油中や小分け中は、その場から絶対に離れない(流出原因の半数以上を占めます)
- 給油後は、タンクの栓をしっかり閉める
- 配管に破損や腐食がないか確認する
発生年 | 件数 |
令和2年 | 26 |
令和元年 | 43 |
平成30年 | 24 |
平成29年 | 32 |
平成28年 | 26 |
回収・処理費用は油漏れの原因者
油が河川などへ流出した場合、回収と処理費用は原因者が負担することとなります。状況によっては多額の費用を請求される場合もありますので、灯油の取り扱いには十分ご注意ください。
こんな対策も有効です
- 自動停止する給油補助器具を付ける(ホームセンターなどで購入できます)
- 防油堤を設置する
灯油が流出した場合は、応急処置と通報
- 応急処置…新聞紙や布きれなどで、灯油が水路に流れ出ないようにする。河川などへ流出する可能性があるため、散水して油を洗い流さない。
- 通報…近くの消防署へ通報する
通報先
- 消防本部:電話番号 025-782-9119
- 消防大和分署:電話番号 025-779-4600