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ホーム南魚沼市消防本部消防本部についてよくある質問「消防署」に聞きたいこと

よくある質問「消防署」に聞きたいこと

掲載日:令和5年4月1日更新

消防車の数は?救急車の数は?

消防車

消防署には、消火を専門とする車(消防ポンプ車)と、救助を専門とする車(救助工作車)、救急を専門とする車(救急車)、火災現場での指令的な業務やその他の業務に使用する車(指令車・指揮隊車・査察車等)があります。現在、南魚沼市消防本部管内には2署・1分署がありそれぞれ異なった車両が配置されています。

  • 本署:13mブーム付多目的消防ポンプ車1台、化学車1台、10t水槽車(消防ポンプ付)1台、救助工作車1台、救急車3台(予備車1台を含む)、資器材搬送車1台、指揮車1台、指令車1台、査察車2台、人員輸送車1台
  • 湯沢署:消防ポンプ車2台(水槽付1,500リットル1台・救助資器材積載1台)、はしご車1台、救急車2台、資器材搬送車1台、指揮車1台、査察車1台
  • 大和分署:消防ポンプ車2台(水槽付600リットル、予備車1台を含む)、救急車1台、資器材搬送車1台、指令車1台

消防士さんの服装は? 火事のときと、それ以外の服装は違いますか?

火災出動時は、燃えにくい布製の紺色の防火衣を着て出動します。

普段の服装は、活動服(消防隊員)・救助服(救助隊員)・救急服(救急隊員)を着ています。出動に備え夜仮眠する時もその服装です。

どんな資器材を使いますか?

  • 建物火災の場合 : 管鎗・ホース・呼吸器・三連はしご・破壊器具(ハンマー・トビ口等)
  • 高層建築物の場合 : はしご車、車両火災の場合、泡消火液・フォグテック
  • 林野火災の場合 : ウォータージャケット、可搬ポンプ

火を消す訓練はしていますか?

毎月計画して消火訓練を実施しています。ほかの訓練も同じように行っています。

出動するときに、一番大変なことはなんですか?

火災・救助・救急で出動して、人命にかかわる事故に遭遇したときが大変です。ほかに、中越大震災のような大地震や洪水といった、活動が長期に及ぶ災害が発生したときが大変です。

火事を起こさないためには、どうすればいいですか?

旅館や学校、工場などの検査を行って、火事を出さないよう指導しています。なんといっても一番の予防は、火の取り扱いを注意することが火災を起こさない1番の方法です。火遊びなんて絶対にしないでくださいね。

しかし、火災の原因はさまざまです。火の取り扱いだけを注意していても、絶対に火災が防げるとはいえません。
例えば、冷蔵庫の裏など隠れている場所のコンセントにほこりが溜まって、湿気などによりショートし火災が発生することがあります。条件がそろえば、虫眼鏡で紙が燃えるように、ペットボトルに差し込む日光が原因で火災になることもあります。火災の原因を作らない生活習慣を身につけましょう。

住宅用火災警報器の設置が義務化され、寝室などに設置されていると思います。火事が起こった時にいち早く警報を発してくれるものです。

1年にどれくらいの火事がありますか?

南魚沼管内では年間(令和4年)15件の火災が発生しました。

消防車はなぜ赤い色をしているのですか?

それは、「道路運送車両の保安基準」で消防自動車は朱色とすると定められているからです。 一般に消防車は赤と言われていますが、本当は朱色なのです。

消防車が赤とされた理由は定かではありませんが、外国から輸入した蒸気ポンプや消防車が赤であった事から、私たちの国の消防車が赤色となったというのが一般的な理由のようです。
それに、赤色は注意力をひく色であり、炎の赤を連想させ警火心を起こさせるというのも理由のひとつです。

消防車の中にはどんな道具があるのですか?

ホース(65ミリメートル・50ミリメートル・40ミリメートル)、管鎗(無反動)、発電機、照明器具、高圧噴霧機、泡原液、はしご、空気呼吸器、破壊器具、水(1,500リットル)などがあります。

火を消す以外に消防車の仕事はありますか?

火事が広がらないように燃えてないところへ水を掛けたりします。

救急車がすべて出動して1台もないときは、消防車が救急車の代わりに出動することもあります。

また、雨などで川の水が氾濫したときには、低いところに溜まった水をくみ上げたりします。

現場に向かうときは時速何キロくらい出しているのですか?

法律で、高速道路以外の場所では時速80キロメートルまでとなっています。冬や雨の日などはそれ以下の安全なスピードで走行します。

出動しているときに、道をゆずってくれない車はいますか?

カーステレオなどを聴いていて、消防車のサイレンに気がつかない人もいます。

消防車で現場に向かうときは、どんな気持ちですか?

建物火災の場合、「逃げ遅れはいないだろうか?」とか、「被害を最小限に食い止めるぞ!」とか、「どこの消火栓につこうか?」とか隊員それぞれに、自分の役割分担を考えながら向かっています。隊長は、現場に着くまでに必要な情報を無線で聞き、隊員に現場での活動を事前に指示しています。

助けを待っている人をどのように助けるのですか?

家の中に逃げ遅れた人がいるときは、空気呼吸器を装着し煙の中へ入っていって助けます。高いところで逃げ遅れた人がいる場合は、三連はしごやはしご車を使って助けます。

火事の後(火を消した後)は、どんなことをしているのですか?

火事が消えても仕事はたくさんあります。まずは残火処理。きちんと消していないとまた火事になるかもしれません。つぎに、火災がどうして発生したのか調べる火災原因調査。最後に、火災で使った資器材の洗浄、点検、ホースの積み替えをやって次の出動に備えます。

消防車は、119番の後、なぜ早く現場に行けるのですか?

119番通報を受けたとき、通報した電話番号の場所が指令室に地図となって写しだされ、どこから通報されたかわかるようになっています。その地図を、出動する車両の台数分プリントし持って行くから早く現場に着けるのです。指令室のパソコンと各消防署のパソコンがつながっていて、指令書(地図)がプリントアウトされます。また、普段から、自分の勤務している地域の地理や水利を覚えていることも大きく影響しています。

なぜ119番に決まったのですか?

電話が自動化された1926(大正15)年1月、火災通報のため「112」の番号が定められました。一刻を争う緊急ダイヤルであるため、ダイヤル時間が短い番号として指定されたのですが、ダイヤル方式不慣れなためか、誤接続が多くありました。このため、地域番号としてまだ使われていない「9」を使うことにして、翌1927(昭和2)年から現在の「119番」になりました。

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