掲載日:令和6年4月1日
地籍調査とは
地籍調査とは、みなさんの大切な資産である土地の境界を調査し、法務局に登記されている地番、地積(土地の面積)、地目(土地の種類)などを正確なものへと修正していく事業です。
なぜ実施しているのか
不動産登記法の規定により、法務局には地籍簿と地図を備え付けることとなっています。しかし、いまだに明治時代の地租改正の際に作られた公図をもとにした図面(地図に準ずる図面)が法務局に備え付けられています。そのため現在の土地の様子とは一致しないことが多々あります。
そこで、国土調査法に基づき地籍調査を実施し、正確な地図の作成などを進めています。
地籍調査のメリット
「土地の境界がわからない」の解消
実際にみなさんに立ち会っていただき、土地の境界を決めます。土地の境界がわからないということがなくなります。
土地取引が円滑になる
土地の境界に杭を打ち込み、精度の高い測量を行うので、今後みなさんが土地の売買や分筆などをするときの測量費用などを最小限に抑えることができます。
災害復旧が迅速に行われる
土砂崩れなどの災害から復旧を行うとき、土地の境界が正確にわかっているので迅速な復旧ができるようになります。
よりよい街づくりに役立つ
土地の境界確認作業が簡単にできるため、開発の計画策定や実施などが容易になり、今後の南魚沼市の発展に役立ちます。
土地所有者へのお願い
地籍調査を円滑に完了させるためには、土地所有者のみなさんの現地でのご協力が不可欠です。現地立会いの通知が届きましたら、所定の期日に現地までおこしいただき立会いをお願いします。
なお、地籍調査を実施するにあたり土地所有者のみなさんの費用負担は一切ありません。