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ホーム仕事・産業産業振興農林水産業南魚沼広域有機センター

南魚沼広域有機センター

掲載日:平成31年3月1日更新

施設の概況

(写真)南魚沼広域有機センター外景(南東より)

環境にやさしい資源循環型農業をめざし、平成16年度に建設を始め、発酵棟と脱臭棟は平成17年3月に、製品保管棟は平成17年12月に完成し、稼動を開始しました。
南魚沼市や湯沢町の有機資源である畜産排泄物、きのこ廃菌床、もみがらなどをこのセンターで良質の堆肥にします。施設の管理はJAみなみ魚沼が行っています。

一次発酵槽

(写真)右側が一次発酵槽。床面にはエアーを送る管が設置してあります。

有機資源をここに投入し、床からの通気と発酵かくはん機によってかき混ぜ、30日間発酵させます。1日25トンの処理ができる規模です。

堆肥化原料

(写真)搬入された有機資源

投入する有機資源です。もみがら等で水分を65%程度に調整します。混合し温度を70度前後まで上昇させ、植物の種子や虫を死滅させます。

発酵かくはん機

(写真)オープン式直線型ロータリー方式発酵かくはん機

一次発酵槽で有機資源の発酵を進めるための発酵かくはん機。
好気性菌の増殖を助け、良質の堆肥をつくるために働きます。

かくはん後

(写真)かくはん後の原料

有機資源がほどよく混合され、水分も均等になり、好気性菌が活発に活動します。

脱臭棟

一次発酵槽で発生する臭気をここに送り込みます。床面の管から表面に上がってくる間に敷き詰めてあるオガクズ(チップ)で臭いを取り除きます。

二次発酵槽

(写真)二次発酵槽。床面にはエアーを送るための管が設置してあります。

一次発酵槽で約30日間発酵させた後、この二次発酵槽に移します。床面の通気管からエアーを送り、ここでも約30日間発酵させ、堆肥を完成させます。

発酵中の堆肥

(写真)臭いはなく、成分が安定しています。

投入から2か月、ようやく堆肥の完成です。

製品保管棟

(写真)約3メートルの高さに積み上げます。

完成した堆肥を保管するところです。南魚沼地域は毎年3メートル前後の積雪があり、冬期間は散布ができないため、約4か月分の堆肥が保管できるスペースをとっています。

堆肥の散布

(写真)堆肥の散布状況

完成堆肥は南魚沼市や湯沢町の水田や畑に散布します。地力を増進させ化学肥料の施用を減らします。写真は自走式の堆肥散布車で刈りとり後の水田に散布している様子です。

堆肥散布のお問い合わせ先

JAみなみ魚沼 園芸畜産課(アグリセンター大和内) 電話番号 025-777-3180

高品質の農産物を

(写真)豊かに実った魚沼コシヒカリ

特産物である「魚沼コシヒカリ」「八色西瓜」を始め、南魚沼地域の農産物の品質を更に高め、安全・安心を食卓に提供できるよう努めています。

関連リンク

JAみなみ魚沼ウェブサイト

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