掲載日:平成23年4月1日更新
堂内に立ち込める湯気と熱気
3月3日、南魚沼市浦佐の毘沙門堂で裸押し合い大祭が行われました。天気はあいにくの雪でしたが午後7時過ぎ、中学生から一般の順に水行が始まると、同級生や家族でしょうか見物客から「肩までつかれ」と声援がかけられます。
水行が終わると、参加者たちは毘沙門堂に入り「さんよっ、さんよっ」の掛け声とともに押し合いを始めます。外は零下なのに、堂内は参加者の体から湯気がたちあがります、大ろうそくが抱えられて入る、福物の木札がまかれる、そのたびに堂内の掛け声はひときわ大きく盛り上がっていました。