掲載日:令和4年3月8日更新
連綿と受け継がれる伝統行事
浦佐の普光寺で、3月4日(金曜日)に前夜祭、3月5日(土曜日)に浦佐毘沙門堂裸押合大祭が開催されました。
約1,200年前から受け継がれる裸押合大祭は、平成30年に国の重要無形民俗文化財に指定された祭りで、雪中に水で体を清め、毘沙門天へ奉納参拝するなど、日中から夜半までさまざまな行事・祭事が行われます。
伝統の大勢で激しく堂押しをする姿は勇壮で、たくさんの大ろうそくが堂内や境内を照らす幻想的な情景を見ることができます。
今年度も規模を縮小しての開催となりましたが、昼には稚児行列や福餅撒与、夜には関係者のみで水行などが行われ、来場した人たちは、十分な感染症予防対策を行ったうえで参拝しました。
さまざまな制限がある中、受け継がれてきた伝統を損なうことなく、粛々と祭事が執り行われました。
・ 祭事は裸押合大祭実行委員会や多聞青年団、普光寺などの関係者のみで執り行い、水行参拝者は事前登録・準備を行った関係者のみで行われました。
・ 参拝などは密を避け、来場する際には、マスクの着用や、検温・手指消毒などの感染症予防対策を徹底しました。