掲載日:平成28年3月4日更新
熱気を立ち上げ押し合う男衆
3月3日(木曜日)、普光寺で浦佐毘沙門堂裸押合大祭が開催されました。この祭礼は、約1200年の歴史を持つ奇祭として知られ、国から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定されています。
祭りが始まったころは冷たい雨が降っていましたが、上半身裸の男衆はそんな天候を気に掛けることもなく、水行で身を清めてから毘沙門堂の中に入り、「さんよ、さんよ」という力強い掛け声ともに体から湯気を上げながら押し合いました。
境内を照らす男衆が運ぶローソクは、重さが約30キログラムあり、この祭りは「大ローソク祭り」とも呼ばれています。
3月2日(水曜日)の前夜祭とあわせて、2日間で延べ90,000人もの人が浦佐毘沙門堂裸押合大祭に訪れました。