掲載日:平成29年5月30日更新
3人で協力して要救助者の安全を確保
5月29日(月曜日)、南魚沼市消防署大和分署を会場に、辻又地区山中での滑落事故で人命救助に尽力した水落義太郎さん、中山元喜さん、足立知彦さんに消防長表彰を行いました。
地域おこし協力隊員である中山さんと足立さんは、5月8日(月曜日)の活動中に「おーい」という救助を求める声に気づき、いち早く滑落者を発見しました。その後、辻又地区に住み近辺の山々にも詳しい水落さんと協力し、3人で滑落者の安全確保と南魚沼市消防署への通報を行いました。
阿部消防長は「滑落した現場は、一歩間違えば大けが、または命にかかわる場所でした。迅速かつ的確に要救助者の安全を確保いただき、消防にも通報していただきました。みなさんのおかげで命が救われ、感謝申し上げます」と謝意を述べました。
3人は「滑落した場所は、本当に危険な場所だった。早く消防に頼んでよかった」「大きなけがもなく、助かってよかった。役に立ててよかった」「山に入るときは、気をつけてほしい」とそれぞれの思いを語りました。