掲載日:平成29年3月6日更新
毘沙門堂に立ち上る男衆の熱気
3月3日(金曜日)、普光寺で浦佐毘沙門堂裸押合大祭が開催されました。この祭礼は、約1200年の歴史を持つ奇祭として知られ、毎年市内外から多くの人が訪れ、男衆の勇姿を眺めたり、写真に撮るなど楽しんでいます。
冬の凛とした夜空の下、上半身裸の男衆は寒がるそぶりもなく、水行で身を清めてから毘沙門堂の中に入り、体から湯気を上げ「さんよ、さんよ」という掛け声をあげながら押し合いました。
境内で行われた福物散与では、「福を持たらすといわれる提灯」がお堂の屋根から投げられ、参加者は必死になってその提灯を拾おうとしていました。
3月2日(木曜日)の前夜祭と合わせて、100,000人もの人が浦佐毘沙門堂裸押合大祭に訪れました。