掲載日:令和4年6月17日更新
栃窪小学校の児童が苧麻畑で焼き畑を行いました
6月8日(木曜日)、栃窪にある苧麻畑で、焼き畑を行いました。この畑は越後上布技術保存協会が越後上布の原料となる苧麻のことを知るために試験的に栽培しているものです。
越後上布技術保存協会の指導のもと、栃窪小学校の児童が作業の手伝いをしています。児童は、乾燥させたカヤを畑へ敷く作業や点火、燃え終わった後に水で完全に火を消す作業などを一生懸命に行っていました。
作業終了後は、児童からの苧麻に関する質疑に、保存協会のみなさんが丁寧に回答していました。
焼き畑は苧麻の成長をそろえ、灰が肥料になる効果もあります。
育った苧麻は8月初旬ころに刈り取り、苧麻(ちょま)から繊維を取り出す「苧引き(おびき)」の体験に使用されたりします。