掲載日:令和3年7月6日更新
自助・共助の防災意識を高める
7月4日(日曜日)、浦佐小学校を会場に南魚沼市民総合防災訓練を開催しました。
南魚沼市では、毎年7月の第一日曜日を防災訓練の日として、市内小学校などを主会場に行政区、区民、消防団が合同で防災訓練を実施しています。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、規模を縮小して実施しました。
訓練には、児童と保護者、南魚沼市との災害協定を結んでいる団体や三国川ダム管理所・湯沢砂防事務所などのさまざまな団体が参加しました。
小学校の避難訓練の後、児童を対象とした体験型の訓練が、参加団体のブースごとに行われました。
南魚沼市消防本部による訓練は、消火訓練装置で発生させた炎を水消火器で消火するもので、児童が炎を怖がる場面も見受けられましたが、消防士の適切な説明で安全に消火をしていました。また、災害ボランティアセンターによる訓練では、実際に災害が起きたときに行われている炊き出しや家の中の片付け、募金の呼びかけなどのボランティア活動についての説明が行われました。
すべての訓練が終了した後、訓練本部長の林市長は「災害は忘れないうちにやってくるものとなりました。災害が起こらないことを祈るばかりですが、災害が発生した時には、今日の訓練が必ず生かされるものと思っています。今回ご助力いただいたみなさんに感謝を申し上げます」と述べました。
当日は、浦佐小学校での訓練のほか、市役所本庁舎の災害対策本部の設置訓練、行政区では3密を避け、連絡網を使用した安否確認訓練や防災用品の確認などが行われました。