掲載日:令和7年4月10日更新
南魚沼市・魚沼市・湯沢町の2市1町では、魚沼地域定住自立圏共生ビジョンに基づき、ごみ減量化施策の一つとして、圏域全体で食品ロス削減に取り組むために、「おいしい食べきり運動」を実施しています。
食品ロスの現状と生ごみの削減
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、日本で年間523万トン(家庭系廃棄物由来244万トン、事業系廃棄物由来279万トン)で、世界全体の食糧援助量(440万トン)の約1.2倍といわれています。(令和3年度推計)
この量は、国民一人当たりに換算すると年間42キログラムで、一人当たり「毎日おにぎり1個分」に相当する量が捨てられていることになります。
「おいしい食べきり運動」では、家庭や学校、飲食店などからでる生ごみを減らすことで、この食品ロス削減に貢献します。
一人ひとりができることに取り組んでみましょう。
「おいしい食べきり運動」の取り組み
- お家では、適量調理でいつも完食。
- 学校では、給食は毎日適量を残さず食べる。
- 食堂、レストランでは、食べられる分だけ注文する。
- 宴会では、開始後30分間、閉会前10分間は自分の席で料理を楽しむ。
- 小売店は、使い切り食材の販売(少量販売、ばら売り)を実施する。
- 飲食店は、小盛サイズメニューを提供する。
宴会での食べ残しを減らすために
宴会でのおいしい料理を食べきるために、みなさんからのご協力をお願いします。
- 宴会の予約時には、参加者の年齢層や男女比、好みや食べきれる量を伝えましょう。
- 宴会開始から30分程度は、自分の席で料理を楽しみましょう。
- お開き前の10分間は、席に戻って料理を食べきりましょう。
幹事さんからの声かけ
宴会時は幹事さんの一言で食べ残しが「ぐっ!」と減ります。食べきりへの声掛けなどへのご協力をお願いします。
- 宴会開始時の声掛け例
「南魚沼市(魚沼市・湯沢町)では、「おいしい食べきり運動」に取り組んでいます。まずは、料理をゆっくりと味わいましょう。」 - 宴会途中での声掛け例
「料理がたくさん残って、食べきれない人は、食べられる人にすすめてください。」 - 宴会終了前の声掛け例
「そろそろお開きの時間が近づきました。お席に戻って、せっかくのお料理を食べきってからお開きにしましょう。」
宴会時の「おいしい食べきり運動」協力店の募集
宴会時にご利用いただける「おいしい食べきり運動」のティッシュを用意しています。
宴会時の運動に協力していただける店舗は、協力店舗承諾書・啓発用品申込書に必要事項を記入して廃棄物対策課までご提出ください。
関連ページ
食べもののムダをなくそうプロジェクト(消費者庁のウェブサイト)