掲載日:令和5年3月1日更新
昔ながらの製作技術を現代まで受け継ぐ
2月25日(土曜日)、塩沢織物会館〔目来田〕と塩沢中学校グラウンドで越後上布体験講座が開催されました。
越後上布は苧麻(ちょま)を原料にした麻織物で、夏用着物として知られています。この講座は、越後上布の製作に携わる技術者から直接指導を受けながら体験することができ、38人が参加しました。
講座では、参加者が糸づくりの「苧績み(おうみ)」、模様付けの「絣(かすり)くびき」、織る「いざり機(ばた)」、仕上げの「雪ざらし」などの技術を実際の機械を使って体験していました。参加者は体験をする中で、疑問に思ったことを随時質問して、越後上布についての理解を深めていました。