掲載日:令和4年12月8日更新
特殊詐欺の被害が多発しています。
詐欺の手口は日々巧妙で悪質になっています。
電話で現金の話やATMの話をされたらひとまず「詐欺ではないか」と疑ってください。
甘い話や身に覚えのない請求には要注意です。一人で考えず、家族や警察に相談してください。
特殊詐欺について
架空料金請求詐欺
発生状況
県内の特殊詐欺被害全体の半数を占めています。
詐欺の手口
ハガキやメールなどを利用して、未払いの料金があるなど架空の事実を口実として金銭などをだまし取る手口です。
対策
メールに記載されたリンクは安易にクリックせず、サイトへのアクセス、アプリのインストールはウェブブラウザの「ブックマーク」や「お気に入り」の機能、公式サイトを利用して、対策をしっかり行いましょう。
還付金詐欺
発生状況
市内でも、市役所職員や金融機関サポートセンターを名乗る者から「介護保険料の還付があります。」「前に送った書類を確認していますか。」「手続きはATMで行います」との電話を受け、言われるままにATMに行き操作をしてしまい約100万円を騙し取られてしまった被害が発生しています。
詐欺の手口
市役所職員を名乗り口座番号を聞き出し、その後金融機関サポート職員を名乗り、ATMに誘導し操作させ、他人名義の口座に振り込みをさせるという手口です。
対策
「還付金が○年分あります」「ATMで操作を」に騙されないでください。市では介護保険料などの還付金の手続きを電話で案内したり、ATMやコンビニに誘導することは絶対にありません。
還付金があるなどの電話があったら、一旦電話を切り、家族や警察に相談しましょう。
オレオレ詐欺・預貯金詐欺
発生状況
多くが自宅の固定電話にかかってきています。
詐欺の手口
親族や警察官を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金名目や、キャッシュカードの交換手続きが必要などの名目で、現金やキャッシュカード、預貯金通帳などをだまし取る手口です。
対策
「お金が必要になったんだ」「電話番号が変わったんだ」は詐欺の可能性がありますので、自分から子どもや孫の名前は出さずに「誰ですか?」と聞き返しましょう。
「番号が変わった」と言われても、必ず変わる前の電話番号にかけて確認しましょう。
キャッシュカード詐欺盗
発生状況
多くが自宅の固定電話にかかってきています。
詐欺の手口
警察官や銀行協会などを装って電話をかけ、キャッシュカードなどを準備させた上で、隙を見るなどし、キャッシュカードなどを盗み取る手口です。
対策
「キャッシュカードが悪用されている」「新しいキャッシュカードに作り替える」「キャッシュカードを封筒に入れて保管して」などの話には注意しましょう。
「事件捜査で必要」などと警察官が暗証番号を聞くことは絶対にありません。暗証番号を教えたり、キャッシュカードを人に渡したりしないでください。
問合せ先
南魚沼警察署
電話:025-770-0110
または相談ダイヤル#9110