掲載日:令和7年4月23日更新
カジュアルな学びの場に参加してみませんか
4月19日(土曜日)、MUSUBI-BA(南魚沼市事業創発拠点)において、国際大学と南魚沼市の共催事業「IUJむすびばカレッジ」を開催しました。
IUJむすびばカレッジは、国際大学の教員や生徒が専門分野の中から時事を取り上げ、対話を通じて国際大学をより知っていただくための交流の場です。
24回目となる今回は、国際大学評議員の野崎 由紀子氏を講師に迎え、『駐在経験で感じたインドのダイナミズム』をテーマに講演をいただきました。
三井物産戦略研究所の研究員としてインドへの駐在経験がある野崎氏から、成長を続けるインドの現状と課題についてお話しいただきました。2023年に中国を抜いて人口世界一となったインドは、目まぐるしい経済成長により2028年には世界3位のGDPになると予測されている一方で、人口増加による仕事不足や富裕層と貧困層の格差、大気汚染などが問題となっています。これらの現状や、日本政府や日本企業とインドとの関わりについて、現地への駐在時の体験談を交えながらお話しいただきました。
幅広い年代から約50人が参加し、インドの民族衣装であるパンジャビ・ドレスを身に纏った野崎氏の話に興味深く耳を傾けていました。
「IUJむすびばカレッジ」は毎月第3土曜日にMUSUBI-BAにて開催しています。市内の身近な大学である国際大学のことや教えている内容、教職員や生徒のことなどを知る機会として、ぜひ気軽にご参加ください。