掲載日:令和6年3月14日更新
重要無形民俗文化財「浦佐毘沙門堂の裸押合」
市民カメラマン 竹内雅之さんの撮影写真
3月2日(土曜日)、普光寺の毘沙門堂〔浦佐〕で越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭が開催されました。
裸押合大祭は寒冷のなか上半身裸の男たちが、除災招福や五穀豊穣などを願って堂内で激しく押し合う祭りで、鈴木牧之の「北越雪譜」にも登場します。約1,200年前から受け継がれ、日中から夜半までさまざまな行事・神事が行われます。
今回の開催では大人のほか、5年ぶりに中学生の水行と押合いが行われました。堂内では上半身裸の男たちの「さんよ、さんよ」という力強い掛け声が響きわたっていました。
また、浦佐駅前からおくにじまん会館付近まで露店が立ち並び、コロナ禍前のような規模での開催に多くの人が訪れ、にぎわいました。