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ホーム健康・福祉健康・医療健康増進健康推進員の活動第9期健康推進員研修会(令和6年度)

第9期健康推進員研修会(令和6年度)

掲載日:令和6年8月14日更新

南魚沼市では、各行政区から「健康推進員」を選出していただき、地域の健康づくりに取り組んでいます。
健康推進員の活動は、次のようなものです。

  • いきいき市民健康づくり計画に関連した研修会に参加し、知識を習得する
  • 自分のためにできること、家族のためにできること、地域のためにできることを考え、実践する

令和6年度第1回研修会「お口は健康の入り口」

第1回目の研修会が、5月21日(火曜日)に、南魚沼市民会館で開催され、140人の健康推進員が参加しました。


研修会の様子

保健課歯科衛生士より、「お口は健康の入り口」のテーマで講話がありました。

歯周病が心筋梗塞や狭心病などの心疾患・認知症・誤嚥性肺炎・消化器疾患・糖尿病に関連があると言われていること、歯ブラシだけではなく、ワンタフトブラシ・デンタルフロス・歯間ブラシも使うとよいこと、年に1回はかかりつけ歯科医院で歯科検診を受けてほしいことなどについての話がありました。

講演の様子

講演を聞いて、自分が取り組めそうだと思ったこと

  • 歯に汚れがついていないか舌でさわってザラザラしていないかチェックする。
  • 歯ブラシだけでなく、ワンタフトブラシ・デンタルフロス・歯間ブラシを使い分けて歯磨きをする。
  • 歯磨きの重要性を身近な人に話したい。

参加者の感想

  • 歯周病がいろんな人病気のリスクになることにびっくりした。
  • 歯ブラシの使い方など、初歩的なところからの話が良かった。
  • 歯は大切と分かっていても適当になっていた部分があったので、再確認できてよかった。

令和6年度第2回健康推進員研修会「健康寿命を延ばすための身体活動・運動」

第2回目の研修会が、6月28日(金曜日)に南魚沼市民会館で開催され、147人の健康推進員が参加しました。

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新潟医療福祉大学 健康科学部 健康スポーツ学科長 佐藤敏郎先生より、「健康寿命を延ばすための身体活動・運動」のテーマで講演がありました。

日本人の死亡のリスクは喫煙、高血圧、運動不足の順に多いこと、1回の運動は10分程度でも1日に30分できればよいこと、持久性運動・筋力づくり運動・バランス運動・柔軟性運動を組み合わせて行うとよいことなどについての話がありました。運動を継続する秘訣は、1.運動の予定表を作ること 2.楽しめる仲間を作ること 3.必要に応じて種目を変えること 4.現実的な目標を立てること 5.自分に褒美をあげることと教えていただきました。

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講演を聞いて、自分が取り組めそうだと思ったこと

  • 歩く時は大股で歩く、座位時間を減らす、外出する時間を増やす、社会的つながりを持つ。
  • すき間時間を使って、少しずつ運動していこうと思う。
  • 「フレイルにならないように」を目標に日々の簡単な運動から初めて行こうと思った。

参加者の感想

  • 持久性運動、筋力づくり、バランス運動、柔軟性運動を少しずつ毎日やることが大切だと思いました。
  • 自分の体のことだから、とても良い講話でした。
  • 健康寿命の大切さ、笑顔で充実した人生を送りたいと思いました。

次回、第3回の研修会は、10月2日(水曜日)、コミュニティーホール「さわらび」で14時から16時までです。南魚沼市認知症疾患医療センター宮永和夫先生より「知ってほしい『うつ』のこと~うつ病の理解と対応~」のお話を伺い、高橋竹育氏、高橋史佳氏による津軽三味線とトーク「うつからの回復」があります。

第3回健康推進員研修会

第3回目の研修会が、10月2日(水曜日)にコミュニティホールさわらびで市民公開講座として開催され、123人の健康推進員と一般市民147人が参加しました。

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南魚沼市認知症疾患医療センター長の宮永和夫先生による「知ってほしい『うつ』のこと~うつ病の理解と対応~」の講演、高橋竹育氏・髙橋史佳による津軽三味線とトーク「うつからの回復」をお聞きしました。

うつ病の症状は、きぶんが落ち込む・喜んだり楽しんだりできないなどの精神的症状と、食欲不振(または過食)・睡眠障害(不眠・過眠)などの身体症状があり、早めに気づくポイントは、眠れなくなることとお話がありました。うつ病やアルコール依存症になっている本人や周りの人の早期の気づきや対応、睡眠時間や睡眠の質、相談すること、ポジティブ・シンキングが大切と教えていただきました。

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講演会を聞いて、自分が取り組めそうだと思ったこと

  • 家族や友達との会話を大切にする
  • ポジティブに考える
  • アルコールを控える
  • 睡眠を大事にする

参加者の感想

  • うつ病は本人や周りの人の早期の気づきが必要だということが分かった
  • 医療機関はハードルが高いと感じているが早めの受診が必要と感じた
  • 三味線の音色と心のこもった話に心を打たれた
  • 日常生活を大切に1日を過ごそうと思う。

次回、第4回目の研修会は、11月29日(金曜日)南魚沼市民会館で14時から15時30分までです。健康推進員の2年間の活動実践報告と南魚沼市民病院院長の家計正文先生より「第3次健康日本21から実践するせいかつ習慣病予防」のお話を伺います。

令和6年度第4回健康推進員研修会

第4回目の研修会が、11月29日(金曜日)に南魚沼市民会館で開催され、133人の健康推進員が参加しました。
南魚沼市民病院院長 加計正文先生より「第3次健康日本21から実践する生活習慣病予防」のテーマで講演がありました。

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健康寿命の延伸のためには、生活習慣病予防やフレイル予防、オーラルフレイル対策、コミュニケーション、社会参加が大切とお話がありました。生活習慣病の中でも特に糖尿病は、歯周病や口腔機能の低下に関係し、QOLの低下の悪化因子であると教えていただきました。生活習慣病予防の基盤となるのは食習慣で、食事を3食規則正しく摂ること、たくさんの種類の食材を食べること、超加工食品(糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。添加物を付与して作られる食品。)の摂りすぎに注意することなどが大切と教えていただきました。

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講演会を聞いて、自分が取り組めそうだと思ったこと

  • 口の健康に特に意識する。
  • 超加工食品を減らす。
  • 家族でご飯を食べる。

参加者の感想

  • 歯の大切さがよくわかったので、年1回歯科に通院したい。
  • 日中一人で過ごすことが多くなり食事も適当になっていたが、決まりよくリズムも食事も気をつけたい。
  • 食事のとり方が健康に大きな影響を与えることがよくわかった。

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