掲載日:令和7年8月18日更新
小学生が新潟工科大学のキャンパスを体験
8月5日(火曜日)に、「新潟工科大学 夏休み子どもキャンパス体験」を開催しました。
この事業は、南魚沼市と包括連携協定を締結している新潟工科大学との連携事業として行っているもので、子どものキャリア教育の一環として、実体験により科学技術やモノづくりへの興味を育み、理系の学びへの意識醸成を目的として実施しています。大学のキャンパス体験は、昨年に続き2回目の開催となりました。
小学4年生から6年生の約20人の子どもたちは、バスで新潟工科大学へ出発し、午前中は「CAD&3Dプリンタ教室」を受講しました。初めて経験するパソコンのソフトを使った立体的な製図作業に四苦八苦していましたが、講義の終盤には思い思いに3次元の図形を制作していました。また、大学講師による3Dプリンタを使用した立体図形の作成に目を輝かせていました。
午後からは、「おもしろ科学実験講座」として、アイスキャンディー作りとスライム作りを体験しました。食塩と氷の化学反応を利用してジュースを凍らせたアイスキャンディーや、砂鉄を混ぜることで磁石で動くスライムを作り、工夫次第で身近な材料でも色々なことができることを楽しみながら学べる機会となりました。
その後の「大学施設見学・体験」では、人工的に強風を発生させる風洞実験室で秒速10メートルの強風を体感したり、建築振動研究室では3次元振動台に乗って中越大震災と同規模の揺れを体験しました。
日頃入る機会の少ない大学構内で、学校の授業とは少し異なる講義や実験を体験することができ、子どもたちは非日常な夏休みの1日を元気に楽しんでいました。