掲載日:令和7年4月1日
国内外での麻しん(はしか)の感染にご注意ください
厚生労働省より、麻しん(はしか)の国内外での報告増加に伴う注意喚起が発表されました。
現在、海外における流行が報告されています。特に、ベトナムをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しています。
今後、輸入事例の更なる増加や、国内における感染伝搬事例が増加することが懸念されることから、海外渡航される方はご注意ください。
注意点については、添付のリーフレットをご参照ください。
麻しん(はしか)は世界で流行している感染症です【出国前】 (PDF 525KB)
麻しん(はしか)は世界で流行している感染症です【帰国後】 (PDF 525KB)
麻しんとは
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる病気です。その感染力はウイルスの中で最も強く、麻しんを発症している人と同じ部屋にいるだけで(空気)感染することがあります。
症状
感染して10~12日の症状のない期間があった後、高熱、咳、鼻水が数日間持続し、口の中に小さな白い発疹ができます。熱は一度下がりますが、半日程で再び上昇し、その後体中に赤い発疹ができます。
予防
麻しんは空気感染するため、手洗いやマスクでは予防できないので、予防接種が有効です。予防効果を確実にするには、2回の接種が必要です。予防接種を受けたことがなく、麻しんに罹ったこともない場合には、ワクチン接種を受けることをお勧めします。