掲載日:令和3年12月1日更新
ご寄付、その風景~感謝をこめて~
市へのご寄付にはさまざまなものがあります。令和2年度、約34億円の当市へのふるさと納税寄付金額は、全国1,700を超える自治体中で27位、返礼品の「米」部門では間違いなく全国トップです。総額の約48パーセントが市の財源となるありがたいものです。
すべては紹介できませんが、個人や企業を問わず心温まるものが多くあります。「匿名で」と、そっと市役所窓口に来られる方も。物品のご寄付もあります。長引くコロナ禍で心が荒みがちな日々の中で、数多くのマスクや消毒薬をはじめ、残業続きで頑張るワクチン接種などの感染症対策スタッフへの温かい差し入れに、どれだけ勇気づけられたことか。
ふるさとへの思いを込めた松井利夫さんからの高額なご寄付は、起業家育成などの特定目的に頂いたもので、市では基金を創設し、事業展開を開始しました。また、塩沢中学校統合50周年で後援会を母体とした実行委員会のみなさんが呼びかけた記念事業では、目標額を上回る高額のご寄付が集まり、学校備品などに活用させていただいています。頭の下がる思いです。
もう一つ、先日あったご寄付のことをどうしても記しておきたい。それは、37年前に公務災害により二十歳の若さの一人息子を失った方からでした。お連れ合いもすでに亡くなられ一人暮らしをされています。学校校務員だったご子息の思いをと、10年前に続き2回目のご寄付を、今回も学校のために使ってほしいと市に託されました。先日、このご寄付を原資に空調設備を設置させていただいた学校に、ご本人をお連れしました。訪れた六日町中学校では、校長先生が代表生徒との面会の場を用意してくれていました。「すばらしい大人に育ってほしい」と語りかける老母の手をさするが如く、感謝を伝える中学生2人の優しく立派な態度に驚き、その場にいたすべての人が胸を熱くしました。
「今どきの子どもは…」などとは絶対に言えないすばらしい姿に、同年齢だったころの自分と比べて恥ずかしく思ってしまった次第。伝わったんだなあ。
