掲載日:令和8年8月26日更新
市内関係機関で実施される病害虫発生予察調査にて、紋枯病の発生を確認しました。特に大和地域で多くの発生を確認しています。
紋枯病とは
カビの一種。稲の茎が弱り、倒伏によって収穫が困難になるほか、登熟不良や減収、品質低下を引き起こします。紋枯病は、前年に発病した株の病斑で作られた菌核が地表に落ちて越冬します。前年秋に耕耘しても、菌核が軽いため翌年の代かきで浮遊し、浮遊した菌核により罹病します。前年発生したほ場では、毎年発生しやすくなるのが特徴です。
発生要因
- 高温多雨年は発生しやすい。
- 気象要因や窒素多用で早い時期から茎数が多く、生育が旺盛になった場合や密植で株内が高温多湿になった場合、発生が多くなりやすい。
- 早生品種、短稈品種は上位葉鞘まで発病進展しやすい。
- 前年の発病株率が高いと、翌年も高くなりやすい。
注意
今年度は、気象条件、生育条件ともに紋枯病が発生しやすい年です。次年度の発生を予防するため、収穫の際などに自身のほ場で被害が確認された際は、関係機関にご相談ください。
発生が多かったほ場の翌年の防除対策
耕種的防除
- 代かき後に浮遊している菌核を植物残渣とともに除去する。
- 早生品種や多肥、密植栽培は避ける。
薬剤防除
- 粒剤の育苗箱施用や出穂期30~10日前の施用で予防的防除に努める。
- 薬剤の施用にあたっては、使用する薬剤の使用基準を順守し施用する。
